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唱教に日本書紀の文言−高千穂神楽

本紙掲載日:2020-02-19
3面
大館教授(左)の基調講演などがあった研修会

大館教授が解説−伝承協が研修会

 高千穂町内の31神楽保存会でつくる「高千穂の夜神楽伝承協議会」(会長・後藤俊彦高千穂神社宮司)は3日、同町で今年度2回目の研修会を行った。

 研修会には各保存会会員ら約90人が参加。後藤会長は「神楽が日本の大切な文化遺産であることは間違いなく、高千穂の夜神楽は全国に知られている。その中で、この協議会は大きな存在になりつつある」とあいさつした。

 基調講演では、10月の第1回に続いて大館真晴県立看護大教授が「地割り唱教(しょうぎょう)について」と題して講演。高千穂の夜神楽三十三番のうち神主と荒神の問答がある神楽「地割」について話した。

 唱教は、舞い手や太鼓方が唱える言葉のこと。主に神楽の演目の由来や、神と神職の問答などが語られる。

 大館教授は、「神楽三十三番書上」(天保10〈1839〉年)をベースに、他の文献などに記された町内各地域に伝わる唱教をスクリーンに映しながら講話。地区間の言葉の違いや似ている点を紹介して「高千穂の夜神楽は基本、音で書き留めたもの。音の性質が強い」と説明した。

 各地域の唱教は、ゆるやかな共通性を持ちながらもそれぞれ独自の表現を持っており「共通の神観念・神楽歌の枠組みを有しながら、それぞれの土地神を尊重する心を持っている」という。

 また、唱教に日本書紀の文言が入っていることから「高千穂の神楽は古事記ではなくて日本書紀の世界観を引き継いでいる」と話した。

 講演後、出席者は「話を聞いてなるほどと思った。帰ったらもう一回唱教を読み返したい」などと感想や講演のお礼などを述べていた。

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