震災復興を願って−被災地にウォールアート

巨大な不死鳥・羽根の絵、塗り絵募集−県

　県は、「復興五輪」として位置付けられる東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせ、東日本大震災の被災地復興を願って東北地方に展示するウォールアート「不死鳥（フェニックス）」の羽根の絵と塗り絵を募集している。２８日消印有効。

　今年秋に本県で開催される第３５回国民文化祭みやざき２０２０と第２０回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会の事業の一環として、障害者アートによる復興支援を目的に企画。集まった羽根で、巨大な不死鳥の絵を制作し、被災地にウォールアートとして展示して思いを届ける。

　誰でも応募できる。自由に描く場合はＡ４サイズの画用紙かコピー用紙、八つ切り画用紙を縦で使用。塗り絵の場合はパンフレットの塗り絵用紙かホームページから印刷できる規定の応募用紙で申し込むこと。

　７色のレインボーカラーで不死鳥を描くため、県内の市郡や県外地方ごとにテーマカラーが指定されており、県北は延岡市と西臼杵郡が黄色、日向市と東臼杵郡が青色か水色。絵は裏面、塗り絵は応募用紙の枠内に居住市町村、所属先（施設・学校）、性別、年齢を記入すること。氏名は不要。

　原画（コピー不可）を郵送か持参で、第３５回国民文化祭宮崎県実行委員会、第２０回全国障害者芸術祭・文化祭みやざき大会事務局の県総合政策部国民文化祭・障害者芸術文化祭課（〒８８０―８５０１宮崎市橘通東２の１０の１）に提出すること。持参の場合は平日の午前９時から午後５時。

　問い合わせは同課（電話０９８５・２６・７４１２）。