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入賞者14人に賞状贈る−延岡市

本紙掲載日:2020-02-24
1面
若山牧水青春短歌大賞の表彰式

第20回若山牧水青春短歌大賞表彰式


 青春時代を延岡で過ごした歌人若山牧水を顕彰する「第20回若山牧水青春短歌大賞」の表彰式は22日、延岡市のエンシティホテル延岡であり、入賞者14人に賞状と記念品が贈られた。入賞、入選作品221首を発表した。

 今回は6歳から93歳までの1万8678首の応募があり、最高賞の青春短歌大賞3首、優秀賞12首、審査員特別賞12首、入選194首が選ばれた。

 表彰式にはこのうち大賞、優秀賞、審査員特別賞の受賞者14人が出席。大賞の水野結雅さん(愛知県・名古屋市立滝川小6年)=小・中学生部門=、鈴木深優さん(東京都・渋谷教育学園渋谷高校1年)=高校生部門=、宮崎市の荒尾洋一さん(68)=大学・一般部門=らに、読谷山洋司市長が賞状を渡した。

 読谷山市長は東京都や愛知県などから集まった受賞者に「繁が牧水になった延岡で牧水の心に触れて、歌心に磨きをかけてもらいたい」とあいさつ。最終審査を務めた俳人の坪内稔典さんと永田紅さんが各作品を講評した。

 同大賞は若山牧水が11歳の延岡高等小学校入学から旧制延岡中学校(現延岡高校)を卒業するまでの青春時代を延岡で過ごしたことを記念し、2000年度に創設。これまでの応募累計は38万856首となった。

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