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「もう少し余裕がほしい」
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国の小中高校や特別支援学校が臨時休校する見通しとなった。安倍晋三首相の突然の要請に県北の学校現場も混乱。子どもがいる共働きの家庭からは「驚いた」「もう少し余裕が欲しかった」と政府の対応に困惑や憤りの声が上がった。
◆2日から2週間休校へ−延岡市教委
延岡市教育委員会は、3月2日から当面2週間臨時休校とすることを決めた。29日と3月1日は教職員が出勤して宿題などを準備。1日を授業日として児童生徒に休校中の生活・学習指導を行う。
学校再開は16日からを予定している。中学校は16日、小学校は25日に卒業式を実施する計画だが、16日以降の対応については感染の状況などを見ながら関係機関と協議する。
高森賢一学校教育課長は「正直驚いた。保護者にはいろいろな思いがあるだろうが、子どもたちの健康を考えた苦渋の決断であり、理解と協力を頂きたい。共働き家庭などについての対応も今後検討したい」と話していた。
日向市教委学校教育課の担当者は「ただ驚くばかりだが、国難にしっかりと対応していくしかない」と話し、戸惑いながらも前を見据えた。
近隣の町村などから情報を収集して午前中に開いた市内校長会で協議して方針を固め、28日中に保護者宛ての通知を児童・生徒を通じて各家庭に届けたいとしている。
◇休校の準備急ぐ−延岡市の中学校
延岡市の東海中学校では28日午前、全校生徒に臨時休校が伝えられた。職員は29日も出勤して休校に備える。金子正志校長は「3月1日までに休校期間の過ごし方の指導や課題の準備を急ぎたい」と話した。
同市の中学校校長会は27日、臨時校長会を開き、部活動の対外試合や合同練習などの自粛を決めたばかりだった。休校間は部活動も禁止となった。
市内の中学校で軟式野球部の監督を務める男性教諭は「自宅待機なので自主練習するようにとも言えない。生徒にどう伝えたらいいか」と戸惑っていた。
◇家庭の反応−食事など不安多い・祖父母に頼ることも…
共働きで小学生の2人の子どもを育てる延岡市大貫町の団体職員女性(35)は「学校の一斉メールで知った。突然のことで困惑している。下の子どもが不安。昼に帰って食事の支度をするか、祖父母に頼ることも考えている」とし、「6年生の子どもは最後まで小学校生活を送らせてあげたかった」と残念そうに話した。
小学4年生と1年生の子どもがいるという同市若葉町の団体職員女性(47)は「まさかそこまでと思った。ただ、いつ発生するかと思うとやはり怖い。共働きなので同居する夫の両親に世話をお願いしたい」。
共働きで小学6年生の子どもを育てる延岡市松山町の女性(45)は「何のサポートも提示されず、いきなりの休校に困っている。卒業式が心配」。同町の小学1年生と4年生の母親は「もう少し猶予期間が欲しかった。夫が出張族のために協力が難しい。1年生を自宅待機させるのは不安で、職場に連れて行けるかも判断できない」と頭を抱えた。
小学4年生の子どもを持つ延岡市旭ケ丘の女性(38)は「自営業なので影響は少ないが、低学年の子どもがいたり、共働きの家庭は大変だと思う。経済面でも不安を感じる家庭が多いのではないか」と気遣った。
延岡市北方町の会社員女性(43)は「子どもは小学3年生。健康を考えれば仕方ないかもしれない。休みの間は中学3年の兄や祖父に面倒を見てもらうしかない」と話していた。
小学1年生の子どもを育てる日向市山手町の団体職員女性(46)は、「突然のことで驚いている。共稼ぎで実家も遠く、小さな子どもを長期間預かってもらう所もなく、私が休むしかないのかなと思っている。感染予防で大事なこととは分かっているが、働く親としては困る」と戸惑っていた。
中学1年生と高校2年生の2人の娘を持つ門川町の団体職員女性(49)は「突然で驚いた。共働きだが、同居の親もおり、年齢的にも大丈夫ではないか」としながらも、「子どもが低学年だったり、見守ってくれる人がいないと食事だけでなく不安も多い。学校などで何らかの見守りが必要では」と話した。