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感謝の初午祭−夏田山扇森稲荷神社

本紙掲載日:2020-03-09
8面
尾崎神楽保存会が神楽を奉納した
玉串をささげる後藤氏子総代
盛り上がった餅まき

竜巻被害から復興

◆神楽、振る舞いにぎやかに−延岡市夏田町

 昨年9月の竜巻で被害を受けた延岡市夏田町の夏田山扇森稲荷神社で4日、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全、新型コロナウイルス感染症の早期終息などを祈願する「初午(はつうま)祭」があり、多くの参拝者でにぎわった。

 同神社は、昨年9月22日に発生した竜巻により、参道や石段、鳥居などに甚大な被害が発生。この危機的状況を知った多数の災害ボランティア、地区住民らが集まり、片付けや新しい鳥居の設置を行ったほか、クラウドファンディングを活用するなどして復興を進め、この日の開催にこぎ着けた。

 テーマは「復興への祈りと感謝をこめて〃なったんおいなりさん〃」。初午祭では、今山八幡宮神職の木村速穂さんによる神事が営まれ、所願成就を祈願。氏子総代の後藤福一さん(43)らが順に玉串をささげ、尾崎神楽保存会の4人が神楽を奉納した。

 餅まきや菓子まき、地区の女性らによるうどんとそばの振る舞いなどもあり参拝者をもてなした。

 同神社は1878(明治11)年、福一さんの先祖、故後藤福治さんが、大分県竹田市にある扇森稲荷神社の祭神を分霊して創建。当時の東海村に疫病が流行した時、村長だった福治さんの夢に稲荷大明神が現れ、まん延防止の方法を伝えてくれたという。福治さんはこれに従い神社を建立、祭ったのが始まりされている。以来、後藤家の親族と地域住民らが協力して維持管理に努め、毎年初午祭を行っている。

 ボランティア活動に参加した同市古川町の西嶋弘子さん(61)は「一人ひとりの気持ちが集まった成果です」と笑顔。後藤氏子総代は「被災当時、初午祭を開催できるとは想像もできなかった。神事が始まると、これまでを思い出して涙が出た。地域やボランティアなど皆さんのおかげです」と感謝した。

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