２０年度、活動目標に食農教育など

本紙掲載日：2020-03-10

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ＪＡ延岡女性部が通常総会

　ＪＡ延岡女性部（吉田千穂子部長）の２０１９年度通常総会は２月２６日、延岡市川原崎町のＪＡ延岡本店で、管内１１支部の役員と同ＪＡ、行政の関係者ら約１５０人が出席して開かれた。４月の任期満了に伴うＪＡ延岡の役員改選時に、女性部から吉田部長（東延岡）と河野公子前部長（北方）を理事候補者とすることを承認したほか、２０年度の活動方針などを決めた。

　議事では１９年度の活動報告と決算、２０年度の活動計画と予算案を審議、満場一致で承認された。

　このうち２０年度の活動計画としては、「部員キープ＋（プラス）１運動の展開」「『家活』を通じた幅広い仲間づくりの推進」「食農教育を通じて地域や教育現場へ『食と農』の大切さを伝える」「ＪＡ運営の積極的な参加・参画と事業利用の促進」など５項目を、重点活動目標と決めた。

　吉田部長は「高齢化に伴う部員の維持は難題だが、意識して高齢者が喜んで参加できる活動を取り入れ、何事も失敗を恐れずチャレンジを。皆さんと一緒に明るく楽しく活動していきたい」とあいさつ。

　山本照弘組合長は、第６５回県家の光大会（昨年１２月、宮崎市）の記事活用体験発表で、伊形支部の岩切寿美子支部長が最優秀賞を受賞したことや、北浦支部の鳥獣害被害対策研究会が鳥獣害対策の優良モデルとして注目されたこと、『家の光』３誌の普及率が５年連続で県下でトップとなったことなどに触れ、「明るい話題が続いている。部員の皆さまの思い入れと行動力によってこういった話題が続くことはＪＡ延岡の誇り。こうした取り組みが組織基盤の強化につながり、ＪＡグループの自己改革を後押ししてくれる」と祝辞した。

　表彰事業では、北浦支部が優良支部表彰を受けたほか、延岡市出身でわくわく運動協会会長の濵砂道世さん（宮崎市）が「今からできる骨盤底筋トレーニング」をテーマに記念講演した。