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大きく育って−ウナギのすみか石倉カゴを設置

本紙掲載日:2020-03-12
7面
祝子川の川岸に沿って設置された石倉カゴ
金網の籠に石を詰めて沈めてある
事業を説明する看板

資源増加、持続へ尽力−祝子川漁協

 延岡市の祝子川漁業協同組合(江上敬司郎組合長)は、ウナギ資源の増加を目指して、ウナギやその餌となる水生生物のすみかとなる「石倉カゴ」を山月町の小山橋下に設置した。ウナギ漁法の石倉漁と、伝統的な土木技術の「蛇カゴ」を組み合わせた構造で、県北の河川では、北川で北川漁協が2014年に設置したのに続き2例目。

 石倉カゴは、籠に石を詰めて水に沈めるもの。網目から小さな生物が出入りできる。祝子川右岸の小山橋下から上流に向かって約100メートルの範囲に、幅はともに1・2メートル、長さは47メートルと52メートルの2基を、岸沿いに縦に並べて設置した。

 52メートル分は全国内水面漁業協同組合連合会、47メートル分は県養鰻(ようまん)管理協議会が全額補助。2月に組合員が総出で河川敷約960平方メートルの草刈りや作業道作りをするなどして準備した後、地元の土木業者が、北川漁協の長瀬一己組合長にアドバイスを受けながら石倉カゴを設置した。

 祝子川漁協は同所をウナギ特別保護区に設定。3月5日、事業内容や同所でのウナギ漁を禁じることを伝える看板を設置して完成させた。

 500メートル以上にわたって設置されている北川ではウナギ、カニ、エビなどが多くすみついていることが確認されているという。

 江上組合長は「ウナギがここにすみ着いて5〜6年で大きくなり、海に帰ってたくさん卵を産んでほしい。川を大切にし、ニホンウナギを後世につなげられるよう力を尽くしたい」と目を細めた。

 この日、視察に訪れた県農林水産部(兼県養鰻管理協議会事務局)の福田紘士さんも、「養殖業者も資源を守る活動に力を入れている。SDGs(持続可能な開発目標)を念頭に、餌となる生き物が増え、ウナギの資源回復になることを願っている」と期待した。

 なお、河川敷を整備したことで立ち入りやすくなったが、同組合は「決して石倉カゴに入らないでください。一緒にウナギを守ってください」と呼び掛けている。

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