看護師・助産師−５〜７月に選考試験

採用活動の早期化に対応−県病院局

　県病院局は２日、２０２０年度県看護師・助産師選考採用試験の概要を発表した。今年度は第１回採用試験を７月に実施したが、全国的な採用活動の早期化に対応するため、２０年度は第１回を５、６月、第２回を７月に行う。併せて、受験者が計画的に試験に臨めるよう概要の公表も１カ月以上早めた。

　看護師の採用予定は、一般枠の看護師免許取得見込みの新卒者は２５人程度。経験者は２０人程度で、このうち今年度新設したＵＩＪターン枠は１０人程度。また、地域枠の県立日南病院が新卒者５人、経験者１０人程度。県立延岡病院は新卒者、経験者、ＵＩＪターン枠いずれも若干名となっている。

　助産師の採用予定は、一般枠、地域枠（いずれも新卒者、経験者）すべてで３人程度となっている。受験資格は看護師、助産師とも１９７７年４月２日以降に生まれた人。

　試験は、第１回の宮崎会場が５月３０、３１日。東京、大阪、福岡会場は６月６日。申込期間は４月６日から５月１日（必着）。第２回は７月４、５日で宮崎会場のみ。申込期間は５月１１日から６月５日（同）。採用状況などに応じて開催予定の第３回は宮崎会場で１０月２５日。申込期間が９月７日から１０月２日（同）。開催の場合、試験区分などを検討し、案内を公示する。

　試験内容は面接、書類、総合適性検査（ＳＰＩ３）。試験案内は病院局経営管理課、各県立病院、各県税・総務事務所、西臼杵支庁、東京・大阪・福岡事務所などで配布のほか、病院局ホームページからダウンロードできる。