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新型コロナ禍いつまで

本紙掲載日:2020-03-14
1面
観光客に人気の高千穂峡。友人同士や夫婦など個人客はいるが、団体客の姿はほとんど見られなかった(12日)

観光地高千穂・募る不安

◆宿泊予約・相次ぐキャンセル

 新型コロナウイルス感染が国内外で広がりを見せる中、県内有数の観光地の高千穂町では海外だけでなく日本人からの宿泊や視察などのキャンセルが出ており、宿泊業者は先が見通せない状況に不安を募らせている。

 高千穂町旅館業組合(佐藤雄二郎組合長、組合員約20事業所)によると、例年、旧正月(春節)の時期には中国人観光客らが訪れるが今年は複数の宿泊施設で1月末から中国を中心に海外からの団体、個人客の予約キャンセルが相次いだという。

 また、国内感染拡大による自粛要請などを受けてホテルなど会員事業所での会議やセミナーが中止に。本県で感染が確認された今月4日以降には4、5月分の宿泊予約キャンセルが増え、新規の予約が伸びなくなった。事業所によっては、前年比で4割宿泊客が減っているところもあるという。

 国の経済支援策などが発表される中、佐藤組合長は「取引業者にも影響が出ており心配だ。融資の実行はとにかく早いほうが助かる。また、国だけでなく、県や町単位でも支援してもらえたら」と訴える。

 「終息はいつになるのか」と不安を見せるが「まずは今来ているお客さまに新型コロナウイルス対策をしっかりしていることを伝えたい。早く終息して多くのお客さまに高千穂へ来てほしい」と話した。

 西臼杵郡3町と諸塚村、椎葉村での農家民泊や農業体験を柱とした教育旅行の受け入れを推進している一般社団法人「ツーリズム高千穂郷」(同町押方)によると、2月は中国の中学生ら62人による教育旅行や、旅行代理店「EGL香港」の職員や学校関係者8人による農泊視察が中止となった。今月に予定されていた台湾の高校生35人、日本人3人による民泊や農泊もキャンセルになったという。

 また、香港への出張が中止になるなど営業、PR活動への影響や、農泊や民泊の受け入れ家庭からも参加者との濃厚接触することへの不安の声が出ているという。

 フォレストピア高千穂郷ツーリズム協会を前身とする同法人は2月に発足したばかり。担当者は「スタートダッシュをしたかったが新年度の事業にも影響が出るだろう」と肩を落とす。

 現在、新規の予約はない状況だが、早めに旅行計画を立てる海外客や団体を念頭に「秋以降を見据えて、受け入れ態勢を整えていきたい」と話した。

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