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新型コロナ対策に苦慮−日向市長選

本紙掲載日:2020-03-16
3面
候補者に手を振る支援者ら(15日、午前中)
両陣営事務所には消毒液が設置されている

個人演説会は中止

◆感染防止−戸惑いの選挙戦

 新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、両陣営は出陣式を中止し、スタッフらに消毒の徹底を図るなど、ウイルスの感染防止に注意を払いながらの選挙戦がスタート。「やってみないと分からない」と、戸惑いの表情を隠せない。

 竹花氏陣営は、予定していた必勝祈願祭を自粛。午前8時50分ごろ、事務所隣の店舗前で竹花氏がマイクを持った。集まったスタッフに対し、「みんなで明るい日向市を!」と第一声を述べると、すぐさま選挙カーに乗り込み、遊説へ向かった。

 竹花氏は、選挙期間中の個人演説会は行わず、遊説と街頭演説のみで草の根選挙を行う。街頭演説やチラシを配布する際など、竹花氏から有権者に握手は求めないが、求められた場合は、臨機応変に対応するという。

 後援会幹部は「少人数の集会を計画していたが、今の状況ではできない。有権者とコミュニケーションを取る手段がなく一方通行になってしまう」と心配を口にした。

 十屋氏陣営は、選挙事務所前で「出発式」を行い、集まったスタッフや支持者ら約50人にあいさつ。握手はせず、言葉だけを交わした。

 十屋氏は、選挙期間中、当初10カ所で予定していた個人演説会をすべて中止。街頭演説中は、有権者同士が固まらず距離間を保つよう、あらかじめスタッフが依頼。駆け寄る支持者には、握手を控えていることを伝え、〃グータッチ〃に思いを込めた。

 日向市や近隣市町村で感染者が出た場合は候補は公務に戻り、スタッフだけで選挙戦に臨むことも想定している。

 選対本部の幹部は「このような状況の中、どのうように思いを伝えるか。今回の選挙は、体よりも頭をフル回転させなくてはいけない」と苦悩を募らせていた。

 両陣営の事務所には、消毒剤が設置されており、出入りする際など小まめに消毒を実施。できるだけマスクを着用するよう呼び掛けるなど、通常の選挙戦とは異なる配慮に気をもむ状況が続く。

 短時間で切り上げる代わりに、市内各地をこまめに回るよう日程を調整。選挙期間中、候補の動向をフェイスブックなどSNSに連日アップしてアピールする計画をする陣営も。また、中には、「市長選があることをいまだに知らない人もいる。さらにコロナの影響で選挙活動が縮小されることで投票率が下がるのではないか」と危惧する陣営幹部もいる。

 2012年3月の選挙は、今回同様、現職と新人の一騎打ちだったが、投票率は過去最低の43・54%を記録した。前回は57・81%だった。

 候補者の演説を聞いていた財光寺の男性(72)は「街頭演説はあるらしいが、個人演説会がないので、どれだけ候補者の思いが私たちに届くのか心配。有権者が積極的に聞こうとしないと厳しいだろう」と話した。

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