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ゴマシジミの繁殖地守れ

本紙掲載日:2020-03-23
7面
ネットを張る作業を行う会員

ゴマ姫の草原を守る会−五ケ所高原で保護活動

◆ワレモコウ自生地のネットを補強−高千穂

 県の希少野生動植物に指定されているチョウのゴマシジミやヒメシロチョウなどが県内で唯一生息する高千穂町の五ケ所高原。同所で保全活動をしている「五ケ所高原ゴマ姫の草原を守る会」(甲斐英明会長、21人)は12日、ゴマシジミが卵を産むバラ科のワレモコウの自生地を守るために張り巡らしているネットの補強、補修作業を行った。県の希少野生動植物保護・保全事業の一環。

 ゴマシジミ(シジミチョウ科)、ヒメシロチョウ(シロチョウ科)は県版レッドデータブックで絶滅危惧IA類に分類されている。

 地域住民らでつくる同会によると、ゴマシジミが卵を産み食草としているワレモコウはシカやイノシシの食害に遭って大幅に減少。それがゴマシジミの数の急減につながっているという。

 そのため、同会は2013年度から5年かけてワレモコウの自生地に防護ネットを取り付けた。現在、7カ所で計約3ヘクタールの自生地を囲み、昨年度からは既設のネットの補修を行っている。

 今回の活動場所一帯には、イノシシが掘ったとみられる穴が多数あったため、穴を掘ってネットの下から潜り込まれるのを防ぐ対策を、今回初めて行った。会員6人が参加した。

 既設のネット(高さ約1メートル80センチ)の下にステンレス入りのネットを75メートルにわたって取り付けて垂らし、くいを打って地面に固定した。

 また、破れたネットの補修や動物がネットにぶつかるなどして曲がった支柱に柱を付けて補強するなどした。

 「ゴマシジミの数が増えたことまではまだ確認できていないが、ワレモコウの花は増えている」と甲斐会長。「私たちは昔からの草原を守ろうと活動している。今の活動を地道に長く続けていきたい」と話した。

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