地元の中小企業支える−宮崎銀行
本紙掲載日：2020-03-25
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新中期経営計画を策定
宮崎銀行は２０２３年３月までの新中期経営計画「ＷｉｔｈＹｏｕ」、行動規範「みやぎんフィロソフィ」「みやぎんＳＤＧｓ宣言」の策定を同時に発表した。
中期経営計画の中で、新型コロナウイルスによるマイナス影響を５０億と計上し、３年間累計の経常利益目標を大幅な減益となる３００億円に設定。その上で、最終年度の自己資本比率を８％以上とするなど健全性や成長性に高い目標を定めた。
平野頭取は、口蹄（こうてい）疫、新燃岳噴火、東日本大震災と続いた２０１０、１１年と比較し、「グローバル化した世界経済の中、県内経済は当時よりも厳しいという肌感覚はあるが、当時の知見、経験を生かす時。まずはほかの金融機関と力を合わせ、地元の中小企業を支えていきたい」と語った。
◆みやぎんフィロソフィとＳＤＧｓ宣言
宮崎銀行は「みやぎんフィロソフィ」と「みやぎんＳＤＧｓ宣言」を制定し、２４日に発表した。
フィロソフィは、今後も信頼され、地域と共に持続的な成長を続けるにはグループの経営理念「地域との共存共栄」の重要性を再確認しようと制定した。
宣言は、「ＤｅｓｉｇｎＦｕｔｕｒｅＷｉｔｈＹｏｕ」わたしたちは地方銀行です。わたしたちは、金融サービスを通じ、地域の持続的な成長を実現します―として、大切にする価値観に「互いの多様性を尊重」「先端技術を取り入れ、新たな価値を提供」「時代の波をとらえ、果敢に挑戦」など、五つを挙げた。
ＳＤＧｓ宣言は、持続可能な� 崔楼莊从僂寮�長」�◆崔狼經超�の形成」��「地域社会の実現」を目指し、目標達成へ役職員一人ひとりが主体的に取り組むというもの。
�，聾楜卷椣未離咼献優好皀妊襪魍領�、質の向上を図りサービスを提供することで地域経済の持続的な成長発展に貢献�△聾楜劼隆超�改善にかかる活動をサポート��は地域社会の課題や要請に速やかに対応し解決を支援することで豊かな地域社会の実現に取り組む―などとした。
ＳＤＧｓＳｕｓｔａｉｎａｂｌｅＤｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔＧｏａｌｓの略。２０１５年９月に国連サミットで採択された１７のゴール（目標）と１６９のターゲット（達成基準）から構成され、「地球上の誰一人取り残さない」ことを理念とした行動計画。