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災害時、電気自動車で電力供給

本紙掲載日:2020-03-30
2面
協定書を手にする河野知事と宮崎三菱自動車販売の笠原克志社長(左)と三菱自動車工業の若林陽介管理本部長
災害時に貸与される電気自動車の説明を受ける河野知事

県と三菱2社−九州初の支援協定

 県は26日、宮崎三菱自動車販売(本社・宮崎市)と三菱自動車工業(本社・東京)との3者間で「災害時における電動車両等の支援に関する協定」を結んだ。九州初という。

 協定では、県内で異常かつ激甚な非常災害が発生した際、県の要請に応じて2社が電気自動車を貸与することを確認。停電した施設などへの電力供給に活用できることなどを申し合わせた。

 三菱自動車工業は昨年9月の台風で長期間の大規模停電に見舞われた千葉県で、電気自動車による給電活動を実施。このうち、老人ホームでは1台の車両で洗濯機3台と乾燥機をフル稼働させることができ、喜ばれたという。

 締結式後には庁内駐車場で貸与用のアウトランダーPHEV(プラグインハイブリッド車)を披露。同社の若林陽介管理本部長兼総務渉外部長は「走りながら充電、蓄電でき、四輪駆動の威力も発揮できる。いざという時に県民の皆さんのお役に立ちたい」と語り、河野知事は「これを機に、電気自動車の有用性も広く知ってもらえれば」と応えた。


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