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死亡事故ゼロを更新中

本紙掲載日:2020-04-09
3面
のぼりを掲げて安全運転を啓発する高千穂署員や高千穂地区交通安全協会三ケ所支部の会員

交通安全キャンペーン−五ケ瀬町

 春の全国交通安全運動(6〜15日)に合わせて7日、五ケ瀬町役場前で街頭キャンペーンが行われた。高千穂地区交通安全協会三ケ所支部(菊池清隆支部長)、高千穂警察署員、五ケ瀬町役場職員らが国道218号沿いで啓発ののぼりを掲げてドライバーらに安全運転を呼び掛けた。

 同町役場前で約40人が参加して街頭キャンペーンの開始式があった。原田俊平町長は町内で交通死亡事故ゼロが同日まで2533日間続いていることを紹介して「これからも町民が交通事故を起こさない、遭わないという強い意識を持つとともに関係機関が一丸となって交通安全に取り組むことが重要」とあいさつした。

 また、上村和弘署長が同町の取り組みに触れて「引き続き町民一丸となって交通安全対策をしていただき、警察も最大の支援をしていきたい」。同協会の佐藤定会長は「西臼杵郡3町が、交通事故のない安心で住みやすい地域になるよう協力をお願いします」と話した。

 式の後、参加者は役場前を通る国道218号の両側へと移動。毎年行っている啓発チラシなどの配布は新型コロナウイルス感染症予防対策のため取りやめとなったが、参加者は「交通安全」と書かれた黄色のタスキをかけ、「全席シートベルト着用を!」「今日も一日安全運転」などと書かれたのぼりを持って立ち、パトカーの赤色灯をまわすなどしてドライバーに安全運転を促していた。


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