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救急対応より早く−日向市消防署南分遣所

本紙掲載日:2020-04-11
8面

待ち望んだ施設に喜び−南部地区の新拠点

 日向市の旧幸脇小学校グラウンドに建設された市消防署南分遣所の落成式が8日、現地であり、十屋幸平市長をはじめ関係者ら約40人が出席、新施設の完成を祝った。

 十屋市長は「救急車を配備した南分遣所が完成したことは感慨深く、南部地区の救急要請への対応、地域格差の改善が図られることと期待している」とあいさつ。続けて、黒木高広市議会議長は「南部地区の救急対応について大幅な改善が図られることになる。地域防災力が高まり、地域住民が安心して暮らせることになったことは誠に喜ばしい」と祝辞を贈った。

 南部地区区長公民館長会の佐竹英明理事長は「地域の皆さんが長い間待ち望んでいたもの」と喜びを伝え、「消防車と救急車が同時に運用できるよう常駐人員の増員の要望を市に提出している。検討をお願いしたい」と話した。

 松木生消防長が事業経過を報告。2016年5月に発足された市公共施設マネジメント推進会議の中で、閉校した幸脇小学校の利活用の協議がされ、17年5月の市政策会議で移転建設の方向性が決定。昨年から工事に着手し、今年3月12日に完成。すでに今月1日から運用を開始していることを伝えた。

 式ではまた、建築設計や機械設置工事などを請け負った5社に感謝状が贈られた。

 南分遣所は、グラウンドを含む敷地が2292・11平方メートル。建物の延べ床面積は335・23平方メートルで鉄骨造り一部2階建て。2階部分は車庫の一部分のみで、倉庫スペースになっている。総事業費は約1億5175万円。

 室内には、救急業務の対応のための洗浄室や消毒室、乾燥室を完備。多目的室もあり、普段は研修室などとして利用できるほか、災害時は待機場所や仮眠室としての利用を予定している。

 庁舎裏には20トンの地下式貯水槽を設け、日常的には消防訓練や放水テスト、非常時には生活用水などとして使用する。グラウンドには照明装置を設け、夜間の訓練やヘリの離着陸に活用する。

 配備車両は高規格救急車1台と消防車1台。署員は6人が配属され、3人が24時間交代で勤務、原則救命士が在駐するという。

 旧南分遣所は1993年3月、同市幸脇に建設。木造2階建てで国道10号に面しており、駐車スペースも狭く、緊急車両の出入りの安全性が懸念されていた。

 市消防本部によると、昨年1年間の救急出動は3270件。うち241件(7%)が南分遣所管轄だった。救急車が配備されたことで、管轄する平岩地区以南への現場到達時間は、本署から出動していた従来と比べて約10分短縮されるという。

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