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子どもにマスクをあげたい

本紙掲載日:2020-04-16
7面
地区の子どものためにマスクを手作りする下川登公民館福祉会と下川登あいそめクラブのメンバー

下川登福祉会と老人クが手作り−高千穂

 新型コロナウイルス感染症が全国で広がる中、高千穂町下川登(しもかわのぼり)の下川登公民館福祉会(興梠満喜子会長)と老人クラブ「下川登あいそめクラブ」(興梠高彦会長)は14日、同公民館で地区の子どものためにマスクを手作りした。

 同福祉会は、高齢者の見守りなど地区でボランティア活動をしており、週1回行っている「いきいき百歳体操」の参加者の分の手作りマスクを既に作成。すると「子どもたちの分も」という声が上がり、作ることを決めたという。

 この日は9人が花柄やチェック、ピンクや緑色の布、ミシンなどを持ち寄って活動。型紙に合わせて布を切る人、ミシンで縫う人、アイロンをかける人など役割を分担して子ども会約50人分のマスクを作った。

 マスクは子ども会の代表に渡す予定。興梠満喜子会長(71)は「子どもたちのために少しでも役立てば」と話した。

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