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介護職員の体の負担軽減

本紙掲載日:2020-04-20
6面
介護ロボット「マッスルスーツ」を装着して介助する牧野支配人

花みずきがマッスルスーツ導入−延岡

 有限会社「みやはら介護保険企画」(宮原きぬ子代表)が延岡市土々呂町で運営するサービス付き高齢者向け住宅「花みずき」(牧野栄郷支配人)が6日、県北で初めて介護ロボット「マッスルスーツ」を導入し、活用を始めた。腰や膝の負担が減らせる機器の使用により、宮原代表は「職員の体を守ることで離職防止にもつながれば」と期待する。

 介護ロボットには、移乗支援、移動支援など4タイプがあり、マッスルスーツは移乗支援の装着型に該当する。介護者がリュックのように背負って装着。空気と特殊なチューブの力で介護者の動作をアシストする。

 サイズは2種類あり、軽量、防水、防じん化されているため、屋外や水場でも使用できる。農業の現場にも普及が進んでいる。

 腰痛は介護業界で働く職員の職業病とも言われる。宮原代表は「花みずきでの発症者は約9割。それが原因で仕方なく辞める人も多いので導入を決めた」と経緯を語る。

 ヘルニアで長期休職せざるを得なくなった経験を持つ牧野支配人は「おむつ交換などで中腰の姿勢を保つことが大変だったが、疲労感と負担がかなり軽減された。ほかの職員にも好評」と効果を実感する。

 国は昨年度から、人材確保などの対策の一環として「地域医療介護総合確保基金」を活用した介護ロボットの導入支援を開始。県も今年度「労働環境改善に向けた介護ロボット導入支援事業」に着手し、九州で2番目に多い予算4723万円を計上した。

 対象は介護サービス事業者で、1機購入に対して半額以内の補助が受けられる。上限額は30万円。補助台数は通常、定員の5分の1までだが、人手不足が深刻な中山間地域について県は独自に2分の1までの適用を認めている。

 花みずきは、介護機器のレンタルや販売などを行う同市大貫町のカクイックスウィング延岡営業所を通じて購入。同所の浮島和彦チーフは「ロボットといえど、使うのも利用者に触れるのも人間。余裕のある支援に役立ててもらえたら」と話している。カクイックスウィング延岡営業所は電話延岡26・8301。

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