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坪谷小と東郷学園に布マスク170枚

本紙掲載日:2020-04-22
7面
布製マスクを手にする東郷学園生徒会と鈴野会長(21日)

日向・東郷まちづくり協議会

◆「つつじ祭り」はできなかったけれど…

 日向市の東郷まちづくり協議会(鈴野淺夫会長、95人)は21日、東郷町の坪谷小学校と東郷学園の全児童生徒に、布製マスク計170枚を贈呈した。

 同会では、東郷地域の主体的な地域づくりの醸成と活性化を図るため、各区負担金(一戸当たり200円)などを活用して各種イベントを開催している。

 今年も4月に「牧水の里つつじ祭り」の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止となった。そこで、「東郷町民への恩返しとして何かできないか」と委員らで話し合い、子どもたちにマスクを贈ることに決めた。

 小学生82人、中学生59人が在籍する東郷学園には、鈴野会長が来校。
 
 「みんなでこの危機を乗り越えましょう」と呼び掛け、141人分のマスクを橋口柚月生徒会長(9年)に手渡した。

 橋口生徒会長は「貴重なマスクをありがとうございます。布マスクなので洗って使えるのもありがたい。感染予防のため活用させていただきます」と感謝した。

 鈴野会長によると15日に市内の業者にマスクを発注し、17日に届いた。日向市の小中高校は22日から臨時休校となるため、この日に贈った。「家でもしっかりと学習プランを立てて勉強を頑張ってほしい」と話した。

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