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生花の需要低迷

本紙掲載日:2020-04-28
1面
十屋市長に窮状を訴えた日向市花卉園芸組合のメンバー
佐藤さん方で廃棄の準備が進むスマイラックス(日向市塩見)

生産、経営が苦しい−日向市

◆花き園芸組合が支援要請

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で生花の需要が低迷する中、日向市花卉(かき)園芸組合(白川哲組合長、7戸)の関係者が日向市役所を訪れ、十屋幸平市長に生産や経営の厳しい現状を報告し、支援を要請した。

 訪れたのは白川組合長(64)=同市平岩=、佐藤直副組合長(67)=同市塩見=ら役員や生産者合わせて7人。

 同組合は1955年に設立した県内で最も古い生産地。現在は川南町に次ぐオリエンタルユリの一大産地で、5戸の生産農家が年間86万本以上を生産し、主に県内や九州内の市場に出荷。また、1戸の生産農家はウエディング用ブーケやフラワーアレンジメントの花材スマイラックスを県内で唯一生産し、全国に出荷している。

 このうち、同市塩見でスマイラックスを施設栽培する佐藤未樹嵩=みきたか=さん(41)方は、婚礼やイベントの全国的な自粛に伴い需要が落ち込んで出荷のめどが立たず、5月中旬までに約13万本分を廃棄する見込みという。

 また、オリエンタルユリの生産者によると、売り上げが例年の4〜5割と赤字経営が続いており、再生産の対策をどうするかが悩みという。

 現状を報告する生産者からは「ローンをどうやって返すか、これ以上作っても、どうやったら収益を上げることができるかが分からない」「花を長年提供して消費者に喜んでいただいており、『花の火は消したくない』というのが生産者の思い」「気持ちが沈んでおり、何か希望となる道しるべのようなものを示してほしい」など、切実な声が相次いだ。

 十屋市長は「丹精した花を提供できないのは心苦しいことだろうと思います。市独自の緊急経済対策の第2弾を近く公表予定で、皆さんにやる気を出してもらえるような施策を講じていきます。皆さんの声を国や県へ届けていきたい」と述べ、理解を求めた。

 白川組合長は「コロナウイルス感染症は出口や終わりが見えない。何とか乗り切りたいと思っており、消費者の皆さんには花を自宅や職場に飾ってもらうことで花屋さんや生産者を応援していただければありがたい」と話した。

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