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コロナに負けない−風の菓子虎彦

本紙掲載日:2020-05-07
3面
商品が選びやすいように配置された販売車
はつらつとした声でお客さんに話し掛ける上田代表(左)

移動販売で販路拡大

◆外出できないなら届けよう−コロナをぶち〃破れ饅頭〃だ

 延岡市幸町の菓子店「風の菓子虎彦(上田耕市代表)」が今月から、市内で移動販売を始めた。「みんなで乗り越えよう、新型コロナをぶち破れ!」――。この苦境を一緒に乗り越えようと、看板商品の「破れ饅頭(まんじゅう)」のPRポップには記されている。

 昨年の創業70周年を機に、長年親しまれた「虎屋」の屋号を「虎彦」に変更した。今年は2年間販売を休止していたようかんをリニューアルして販売再開するなどして、令和2年目のスタートを切ったばかり。

 しかし、政府による緊急事態宣言以降、売り上げが半減。2月と3月にも客足は落ちたが、前年の7割ほどで何とか持ちこたえていた。

 緊急事態宣言が出されて以降、客足は加速的に減少したものの、上田代表は「外出を控えているだけで、お菓子そのものが見限られた訳ではない」と判断。商品配送に使う車を、急いで移動販売に使えるよう改造した。

 「お菓子の使命は、気持ちがほっとするひとときを届けること。出控えで、家の中でストレスがたまっていてはいけない。われわれの方から出向くことにしました」

 まずは店から遠い市南部からスタート。前日までに、訪問予定の地区に上田代表自らチラシをポスティングし、場所と時間を周知した。

 2日に訪れた鶴ケ丘の公園では、到着前からお客さんが待ち構えていた。松元美昭さん(82)は「チラシを見て予約しました。外出を控えている人も、車がない人も少なくないので、来てもらえるのはありがたいですね」。

 片田町の佐藤京子さ(50)は前日、自宅近くで買いそびれたという。この日は、電話で上田代表に居場所を確認。「移動販売という形は懐かしい。〃密〃の状態にならないよう気を付ければ、楽しい時間を過ごせますね」と、行く先々での反応は上々だ。

 近く2台目の販売車を導入して、旧3北方面にも拡大する予定だという。上田代表は「チラシを見て『今どこですか?』と、電話をもらうことも多い。お客さんとのやりとりという商売の原点に立ち返り、不便な思いをしている方々にお菓子を届けていきたい」そう力を込めた。

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