夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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移動販売で販路拡大
◆外出できないなら届けよう−コロナをぶち〃破れ饅頭〃だ
延岡市幸町の菓子店「風の菓子虎彦(上田耕市代表)」が今月から、市内で移動販売を始めた。「みんなで乗り越えよう、新型コロナをぶち破れ!」――。この苦境を一緒に乗り越えようと、看板商品の「破れ饅頭(まんじゅう)」のPRポップには記されている。
昨年の創業70周年を機に、長年親しまれた「虎屋」の屋号を「虎彦」に変更した。今年は2年間販売を休止していたようかんをリニューアルして販売再開するなどして、令和2年目のスタートを切ったばかり。
しかし、政府による緊急事態宣言以降、売り上げが半減。2月と3月にも客足は落ちたが、前年の7割ほどで何とか持ちこたえていた。
緊急事態宣言が出されて以降、客足は加速的に減少したものの、上田代表は「外出を控えているだけで、お菓子そのものが見限られた訳ではない」と判断。商品配送に使う車を、急いで移動販売に使えるよう改造した。
「お菓子の使命は、気持ちがほっとするひとときを届けること。出控えで、家の中でストレスがたまっていてはいけない。われわれの方から出向くことにしました」
まずは店から遠い市南部からスタート。前日までに、訪問予定の地区に上田代表自らチラシをポスティングし、場所と時間を周知した。
2日に訪れた鶴ケ丘の公園では、到着前からお客さんが待ち構えていた。松元美昭さん(82)は「チラシを見て予約しました。外出を控えている人も、車がない人も少なくないので、来てもらえるのはありがたいですね」。
片田町の佐藤京子さ(50)は前日、自宅近くで買いそびれたという。この日は、電話で上田代表に居場所を確認。「移動販売という形は懐かしい。〃密〃の状態にならないよう気を付ければ、楽しい時間を過ごせますね」と、行く先々での反応は上々だ。
近く2台目の販売車を導入して、旧3北方面にも拡大する予定だという。上田代表は「チラシを見て『今どこですか?』と、電話をもらうことも多い。お客さんとのやりとりという商売の原点に立ち返り、不便な思いをしている方々にお菓子を届けていきたい」そう力を込めた。