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おうちであそぼう(5)−秘密基地作り編

本紙掲載日:2020-05-07
6面

自分だけの居場所ができた

 長引く臨時休校によって自宅にいなければいけなくなった子どもたちは、いらいらがたまっているんじゃないか?――そんな子どもたちを心配した元延岡市立図書館司書の興梠孝代さんが、自宅で楽しみつつ〃自分の居場所〃をつくることができる遊びとして「秘密基地作り」を提案しました。今回は延岡市立東小学校に通う深田こころさん(6年)と、弟の悠太朗さん(4年)が作った秘密基地を紹介します。


◆静かに本読みたい−こころさん

 たくさんの段ボールを使って完成させたのは、三角屋根の基地。身長ほどの高さがあり、開き戸も備え付けられて、基地というよりは「おうち」のようです。

 「いろんな段ボールを使いました。細かい所は難しかったけど、楽しかった」と笑顔。自宅では弟と過ごすことが多く、「ここは自分だけのスペース。本を読みたい」と楽しみにしていました。


◆屋根が入り口です−悠太朗さん

 切った段ボールで半円を作っている時に「屋根を作ろう」と思い付き、小さな箱のような基地が出来上がりました。ところがそこで「入り口がない」と気付くという緊急事態。

 逆転の発想で屋根を入り口にしてしまった悠太朗さんは「地面に敷いたプチプチ(緩衝材)が面白い」。出来上がりの自己採点は50点とのことで、悠太朗さんの基地はまだまだレベルアップしそうです。


◆少しは気晴らしになってくれたら−興梠孝代さん

 勉強やお手伝いの毎日。外で友達とも遊べず、生活リズムも崩れて、きょうだいげんかも多くなってしまうのではないか−。そんな時だからこそ「家の中にいても、自分だけの居場所が必要ではないかと思ったんです」と興梠さんは話します。

 用意した材料は段ボール、粘着テープ、はさみ。あとは飾り付け用の小物やペンなど身近な物ばかりです。

 刃物を使うのを避けたい低学年の場合は、ふたを開いた複数の段ボールを粘着テープでつなぎ合わせるだけでも立派な〃お城〃が完成します。決して大きいものではなく、子ども1人が入れるスペースがあれば十分です。

 「狭い場所にすっぽりと収まると、何だか落ち着いた経験はありませんか?」と興梠さん。「自分だけの秘密基地を作って、少しでも気晴らしになってくれればうれしいです」と話していました。

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