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ニーズに応える移動販売車−Aコープ一ケ岡店

本紙掲載日:2020-05-07
8面

毎週月〜土曜、約100カ所訪問−延岡


◆笑顔も一緒に好評営業中「いきいきGO」に密着

 延岡市北一ケ岡のAコープ一ケ岡店(永友紀隆店長)の移動販売車「いきいきGO」が、地域の人たちに喜ばれている。県内で33店舗を展開するエーコープみやざき(本社宮崎市)が、2016年11月に県内初の試みとして1号車を同店に導入。予想以上に好評だったため、その数カ月後には2号車を配備して、高齢者を中心とした地域住民の買い物ニーズに応えている。同社は宮崎市内で食品宅配会社と提携したサービスのほか、西都市では夕食の宅配などを行っているが、店舗独自の移動販売は同店のみ。毎週月曜から土曜日まで約100カ所を訪れて新鮮な食品と笑顔を届けている。ある一日の、「いきいきGO」の姿を追った。

◇日用品も、限られたスペース最大限活用

 「いきいきGO」に乗るのは、同店の木野志文さん(1号車)と白坂真由美さん(2号車)。

 午前10時の店舗出発から約1時間30分前、商品の積み込み作業が始まる。

 駐車場と店内を何度も往復しながら、その日販売する商品を搬入。米や野菜、果物、魚介類、菓子、つまみ、清涼飲料水、調味料、総菜、パンなど食料品を中心に次々と運び込む。お客さんが見やすいよう、そして限られたスペースを最大限生かせるよう考えながら商品をそろえていく。

 隅々を見ると、乾電池に歯磨き粉、のし袋、ひげそり、洗濯ばさみ、蚊取り線香などの日用品も。軽自動車を改造した「いきいきGO」には、1台で小さな店に相当しそうな商品が満載だ。

 意外にも、商品のラインアップは担当者に任せられており、食料品や必需品のほかには前回の移動販売で頼まれた物や季節に応じた商品を、それぞれが考えて用意。さらに足りなくなった時のために、同店移動販売車主任の中村初代さんが別の車で追走し、商品を補充するそう。

 中村さんは最初の移動販売車担当で、現在は2人のサポート役。「最初の2年は体調管理など大変なことも多かったが、女性が担当した方がお客さまもいろいろと話しやすいようで、リクエストもしてくれるようになった」と振り返る。立ち上げ時の経験を踏まえ、今でも夏場と雨の日の商品管理には特に気を付けているという。

◇常連客「楽しみ」「本当に助かる」

 この日、2号車が最初に訪問したのは、祝子町の坂宮団地。白坂さんは住宅地の一角に車を止めると、3方向の扉を開いて遮光カーテンを取り付け、コンテナを並べて営業が始まる。

 準備が整う前から、顔なじみのお客さんが次々と訪れ、商品を手にしていく。「きょうはおはぎある?」「2個入りでいい?」と元気な声が飛び交う。買い物を終えた80代の女性は「いつも楽しみに待っている。品物が新鮮で何でもそろっている」と笑顔で話した。

 次に訪れた桜ケ丘公民館には、すでに10人ほどが待っていた。駐車場が広いため、別の場所を訪れていた1号車と中村さんの車も合流し、大急ぎで開店準備。3台が並ぶと、もはや〃軽トラ市〃の光景だ。

 「こんにゃくはあるかね?」「あるよ。大と小どっち?」「きょうはカボチャと新茶が入ったよ」―。お客さんが多い分、やり取りの声にも力がこもる。

 移動販売に関して、JA延岡に陳情したことがあるという元市会議員の下清水一成さん(85)も常連客。「買い物に出掛けるのが困難な人も多い。地元の人たちは本当に喜んでくれているし、私も免許を返納したので、いつも利用させてもらっている」と話す。

 旧Aコープ桜ケ丘店駐車場には1号車と中村さんの車が訪れた。2人でてきぱきと商品を並べてお客さんと会話を交わす。冷蔵庫の一角を示しながら、「○○さん。鶏のもも身はここにあるよ。胸身もあるよ」。

 83歳の女性は「お花や刺し身があるので楽しみ。その時に無い物は次に持って来てくれる。本当に助かる」と話した。

◇「お店とはまた違う」お客さんとの触れ合い

 売り上げは、2台で、おおむね目標を達成しており、それを上回ることもある。4月以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響か、お客さんの数が増え、売り上げも増加傾向にあるという。

 1人ですべてを担わなければならない場面も多く、人員の確保も課題だが、買い物に出掛けることが難しい人たちにとって不可欠な存在となっているのは間違いない。

 移動販売が始まった時に担当した永友店長は「お客さんとの触れ合いが、お店とはまた違う。車が到着するのをお客さんが待っていてくれていたのを見て、感激したこともある」。

 中村さんも「行かないと困る人たちがいる。やりがいは待っていてくれる人たちの姿。そんなお客さんの顔を見ることが、売り上げ以上に大切」。行く先々で、お客さんの笑顔が背中を押してくれている。

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