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5月10日から愛鳥週間

本紙掲載日:2020-05-09
2面
巣箱で子育てを始めたブッポウソウ。「ゲッゲッ」と鳴きながら近くの山を飛び交っている(延岡市北方町で)

森の宝石・ブッポウソウが飛来

◆巣箱で子育てひな誕生に期待−延岡市北方町

 絶滅の恐れがある希少な野鳥「ブッポウソウ」が延岡市北方町に渡来し、保護のために掛けた巣箱で営巣を始めた。同じ巣箱では昨年から子育てしており、地元の人たちは「今年もかわいいひなの姿を見せてほしい」と温かく見守っている。10日から愛鳥週間。

 巣箱は、「北方のブッポウソウを守る会」代表の舩倉実義さん(67)=同町川水流=らが2017年11月、町内の街灯など17カ所に設置した。

 このうち川水流橋近くの1カ所で昨年、初めての営巣が確認された。専門家が調査したところ、巣の重さから4羽のひなが巣立ったとみられている。

 地元の人の話によると、今年は昨年より4日ほど遅い4月27日に1羽が渡って来た後、昨年と同じ今月4日につがいとみられる2羽が巣箱に飛来した。巣材を運んでいるのか、代わる代わる中に入る様子が見られている。

 ブッポウソウは全長約30センチ。青緑色で赤いくちばしをした美しい姿は「森の宝石」とも呼ばれる。夏鳥として東南アジアから日本に渡り、樹洞や橋脚の隙間などに営巣する。

 生息環境の悪化で飛来地や個体数が減少しており、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧毅体爐忙慊蠅気譴討い襦8泪雲ダ遒鵬佑る川水流橋は毎年1組のつがいが営巣していたが、橋の架け替え工事に伴い繁殖が危ぶまれていた。

 舩倉さんは「今年もブッポウソウが巣箱で子育てしてくれそうでホッとしている。巣立ったひなが、再び北方に帰ってくるようになればうれしい」と話している。

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