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心のやり取りに絵手紙を

本紙掲載日:2020-05-12
6面
笑みの会絵手紙展示会の会場に立つ塩月さん

日向「笑みの会」が作品展

◆塩月育代さんが指導

 失語症のリハビリを兼ね絵手紙を描き続ける塩月育代さん(66)=日向市富高=が指導する絵手紙教室「笑みの会」の第6回展示会が、同市富高のマエダ製菓で開かれている。時間は午前8時から午後8時、期間は6月末まで。

 同会は、同市日知屋公民館の2階で毎月1回開かれ、50〜80代の24人が参加している。今回は、この1年間に教室で創作した作品を中心に、約250点を展示している。題材は花や静物、風景、生き物などさまざま。

 塩月さんは21年前、45歳の時に脳内出血で倒れた。一命は取り留めたものの、文字を読んだり、言葉を話したりできなくなる高次脳機能障害が残った。失意の中、前を向かせてくれたのは、兄夫妻から受け取った絵手紙。それから毎日、日記代わりに絵手紙を描き続けている。

 15年ほど前に、ある人から展示会開催や体験談の講演を依頼され、絵手紙の指導もこの頃始めたという。

 塩月さんは「メールなどの普及で便利になり、絵手紙などを自分で書いて相手に送ることが少なくなっている。また、新型コロナウイルス感染症の影響で外出も自粛を余儀なくされている。絵手紙を送り、読むことで心、気持ちのやり取りが深まってほしい」と話した。

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