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コロナ禍を乗り切る緊急インタビュー・佐藤貢日之影町長

本紙掲載日:2020-05-13
1面

不安解消がわれわれの責任

◆大切な情報、町民との共有化図る

――日之影町への影響を教えてください。

商工業の人の話を聞くと飲食業、タクシーやバスなどの運輸業、宿泊施設などへの影響が特に大きいです。
飲食業では異動による歓送迎会、春の祭りなどがほとんどキャンセルになり、中には売り上げが例年の8、9割減の事業者もいると聞きました。
ゲストハウスなど宿泊関係では、登山シーズンになりましたが県外からの予約キャンセルが相次ぎました。日之影温泉駅構内の「TR列車の宿」では3月は20件、4月は19件のキャンセルがありました。
また、行政を遂行する上での各種説明会、県との担当者会議などの延期や中止が相次いでいますが土木、建設などの公共事業はいまのところ特に影響はありません。
学校関係では、休校期間中、3小学校で12人の児童を預かっております。町内3小学校5年生の集団宿泊学習が秋、中学校の修学旅行は2学期に延期となりました。
町の各集落では毎年春祭りが行われていますが今年はほとんど中止に。春で「さあ、スタートだ」という時でもあり、こうした中止は残念ですし、気持ちの面でもきついですね。

――町の対応、対策は。

町は2月28日に感染症に対する警戒本部を設置し、3月5日には対策本部に格上げしました。町民へは防災行政無線放送やホームページなどで感染症予防を周知、啓発しています。
国や県とは別に、町の備蓄マスクを町内の高齢者等福祉施設の5施設に3100枚、保育園2施設に2300枚を既に配布。消毒液も保健センターに18リットル3缶を購入しています。町立病院も現時点で対応ができています。
役場では2時間おきの換気、受付カウンターも来庁者が変わるごとに消毒しています。職員も火、木曜は弁当の日として飲食店を応援。JA高千穂地区と協力し、議会議員も含めて町内産のダリアの花を購入しました。
事業は国や県の事業をそのまま実行するもの、それにプラスするもの、町独自のものと三つあると思います。
例えば、国の一律10万円給付など素早く対応しないといけないものは11日の臨時議会に諮りました。4月22日には対策室を設置していますから、すぐに発送できるように進めています。また、他の支援策についても国や県の動きを見ながら町としてできることを準備していきたいと思っています。

――広域での対応も重要になります。

近隣自治体との連携は取れています。日之影町として協力できることがあればしますし、もしかしたら町として協力を求めることもあるかもしれません。こういう時だからこそうまく連携し、県、市町村含めて一緒の方向を向いていかないといけないと思います。

――町民へのメッセージをお願いします。

目に見えない敵と闘っているようなもの。町民は不安です。その不安をどう解消するのかがわれわれの責任だと思っています。
感染症については先が見えないことが不安です。それを乗り越えるには情報が一番大事。議会とも協議し、防災行政無線でひんぱんに町民へ情報を伝え、情報の共有化を図っていくつもりです。
また、給付金などに関する詐欺が起きる可能性もあるので注意していただきたい。その啓発もしていきます。
これは、日之影町だけの試練ではありません。国、世界の試練です。一緒に乗り越えていきましょう。

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