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千徳酒造が消毒用アルコール

本紙掲載日:2020-05-18
3面
読谷山市長を訪ねた門田社長(左)(15日、延岡市役所)
千徳酒造が発売する消毒用エタノールの代替品「千徳アルコール77%」

高濃度77%、18日から発売−延岡

 延岡市大瀬町の千徳酒造(門田賢士社長)は18日から、消毒用エタノールの代替品となる「千徳アルコール77%」を発売する。消毒用エタノールは、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために需要が増え、全国的に不足している。このため、同社では地元に貢献することを目的に製品化を進めてきた。

 純米酒以外の日本酒で、味わいを整えるために使用している高濃度の醸造用アルコールを、手指の消毒に適した度数の77%に調整。オリジナルのラベルをあしらった500ミリリットル瓶を、同社はなかぐら館で販売する(税込み1430円)。

 発売に先立ち、門田社長は15日、延岡市の読谷山洋司市長を訪問。「千徳アルコール77%」24本を寄贈し、販売開始を報告した。門田社長は「特例で日本酒以外の販売の免許をいただき、発売に至りました。70%から80%の濃度が消毒に適しているということで、ゴロの良い77%にしました。微力ながらお役に立てて、一日も早くこのコロナ禍が収束することを願っています」とあいさつ。

 読谷山市長も「手続きは大変だったと思います。地元で手に入るアルコールは安心ですし、必要な時に手に入るのは助かります。(感染の)第2波、第3波は確実に来るという認識でいる必要があり、消毒用アルコールは不可欠。心から感謝申し上げます」とお礼。台風など風水害の季節を迎えることから、避難所などに配置したいと話した。

 同社では今回1000本を用意しており、売り切れた時点で増産も検討する。また、14日には延岡市医師会に同アルコール24本を寄贈した。

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