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昆虫とあそぼう(4)捕まえ方(上)

本紙掲載日:2020-05-19
7面
手入れされ、風通しの良い雑木林。カブトムシやクワガタはこうした場所を好む

◆手入れされた林で、樹液の出ている広葉樹を探す

 カブトムシやクワガタを捕まえるためには、これらの昆虫が好む落葉性の広葉樹を見つけなければならない。その代表的な樹木には「クヌギ」や「ハルニレ」などがある。

 クヌギの樹皮は、灰褐色でふぞろいに割れている。葉は長い楕円(だえん)状。表面に艶があり、周囲はのこぎりの歯のような形状をしている。だるま形の大きなドングリがなる。

 ハルニレは湿潤で肥えた土地を好むため、洪水時に水に覆われる「氾濫原」などの河川周辺に生育している。表皮はクヌギほど深い割れ目はない。葉は卵形で表面には微小な毛があり、ザラザラしている。

 ほとんどのカブトムシやクワガタは、手入れされていない山では生活しない。下刈りや間伐が行われ、風通しの良い雑木林などに生える広葉樹を探すのがポイントだ。

 これらの条件を満たした上で、さらに樹液が出ている樹木を見つける必要がある。

 樹液は自然に出てくるものではなく、発生にはスズメバチやカミキリムシなどの存在が欠かせない。スズメバチは巣材のために、カミキリムシは産卵のために表皮をかじる。こうして傷ついた部分から流れ出る仕組みだ。

 また、水分が多く含まれる土壌の方が多く出る傾向にある。川や沢の近くの雑木林は穴場。マダケやハチクは地下水がある所で育ちやすいので、これらの有無も判断材料の一つになる。

 ただ、そうであっても「舗装された道や擁壁が近くにあったり、護岸工事がされている場所は地下の水脈が機能していない可能性が高く、樹液が出ることはめったにない」と、菅原昆虫店(美郷町南郷)代表の菅原亮さん(38)は話す。

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