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「日本美術分野で注目を」佐々木氏の鐔

本紙掲載日:2020-06-08
7面
延岡市無形文化財だった鐔師、故・佐々木恒春氏の作品に関する研究が、ロシアのエルミタージュ美術館で発表された(提供写真)
県総合博物館で展示中の佐々木氏の作品

八尋さん(筑波大)ロシアで研究発表

 ロシア出身で筑波大学国際室の八尋タチアナさん(芸術学)がこのほど、ロシアのエルミタージュ美術館で開かれた学会で、「現代の名工」として知られ延岡市無形文化財だった鐔(つば)師、故・佐々木恒春氏の作品に関する研究を発表した。

 佐々木氏は独学で腕を磨き、日本美術刀保存協会無鑑査、1986年に同文化財に指定。その技術は全国一と称されるほど卓越し、精緻で華麗な文様は、今も見る人の心を魅了する。

 八尋さんは佐々木氏が作った鐔の研究を行っており、佐々木氏の弟子で「北九州技の達人」に認定されている長嶺雅臣氏(北九州市)の協力を得て準備を進め、作品やその制作過程の特徴について発表した。

 「ロシアでは、20世紀の日本刀の小道具はあまり知られていない」と八尋さん。「佐々木氏、長嶺氏の美しい鐔が、今後の日本美術や日本刀装具に興味のある研究者にとっての研究対象になることを期待する」と語った。

 ロシアの古都サンクトペテルブルクにある同美術館は、世界三大ミュージアムの一つと言われる。規模が大きく造りが複雑で、建物自体が世界遺産に登録されている。

 県総合博物館(宮崎市神宮)では6月28日まで、江戸時代に肥後国(熊本県)で活躍した鐔師の作品を基に佐々木氏が制作した1点を展示している。観覧無料。同館は所蔵する他の2点も夏から秋にかけて展示する予定だという。


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