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県内、19年の新規就農者418人

本紙掲載日:2020-06-10
1面

89年以降では最多

 県は8日、2019年の県内新規就農者が平成元年の1989年以降では最多の418人だったと発表した。UIJターンの72人も含まれ、移住促進の取り組みが成果を挙げた。

 平成以降最多の406人だった17年、同2番目に多かった昨年の402人に続き400人超を記録。農業法人への就職が約6割の234人を占め、次いで後継者が132人(離職就農98、学卒就農25、研修後就農9)、新規参入が52人だった。

 UIJターン者の内訳はIJターン(県外出身者の移住)が46人、Uターン(帰郷)が26人。このうち法人への就職は36人(IJターン29人、Uターンの7人)、後継者は25人(同6人、同19人)、新規参入はIJターンのみの11人だった。

 県は新規就農者の確保・育成に向け、関係機関・団体、農業法人などと連携した就農相談会や、出先機関による都市部での相談会を実施。新規参入者ら対象のお試し就農、各地域での農業実践塾などにも取り組んでいる。

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