夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
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井上恵子さん(延岡)の樹脂粘土作品
延岡市松山町のクレイアーティスト井上恵子さんの作品が、10月に開催予定のフランスを代表するアートフェア「サロン・アート・ショッピング・パリ2020」に出品される。ルーブル美術館から地下通路で直結する大型商業施設「カルーゼル・ドゥ・ルーブル」を会場に、美術関係者やアートファンが集結するイベント。井上さんは「来場者が評価やコメントを付けてくれる。とても興味深い」と楽しみにしている。
◆3年連続の海外出品
井上さんは、着色した樹脂粘土を棒状にして束ね、その断面にできる模様を使ったクレイアートに取り組んでいる。「金太郎あめ」のような状態にした粘土を薄くスライスしたシートをいくつも貼り付けて、とんぼ玉、お香立て、アクセサリーなどを作る。
18年前にテレビで見たことをきっかけに通信教育で学び、インストラクターの資格も取得。雑貨だけでなく、アート性の高い作品も創作。延岡市美術展や県美術展でも入選・入賞したことで注目され、2018年にスイス、19年にフランス・パリで開催された日本関連イベントに出品した。
スイスへ出品する際には、突然電話で参加依頼があり、「わたしの作品が?」と半信半疑のままお香立てとかんざしを送った。好評だったと報告を受けても「まだ信じられなかった」という。
19年のパリでは現地に赴いた。日本各地から集まった出品者はバス3台分。東京ドーム3個分もある巨大な会場に人があふれていた。その中で井上さんの作品が大画面で紹介され、「日本的な細かい手作業や和の雰囲気に興味を持ってもらえた」。
3年連続の海外出品となる今年も一度は断ったが、夫が「誰もが出せるようなことではない。やってみろ」と背中を押してくれた。前回のパリの直後から制作に着手。県美展の作品を再制作した「虹の薔薇(ばら)」、日本らしいものをと考えた「桜」、モノクロで構成した「ウイルス」の3作品を完成させた。「ウイルス」は新型コロナウイルス感染症の発生がきっかけではなく、それ以前に、モノクロの粘土での表現に挑んだ作品という。
今回の会場はファッション業界の「パリ・コレ」の開催場所と同じ。映画「ダ・ヴィンチ・コード」で有名になったガラス製の逆ピラミッドがシンボルで、常に大勢の人であふれている。当日は学芸員やギャラリスト、マスコミなどが続々と来場する予定。日本の美意識が色濃く反映された作品が注目される。延期の場合は来年4月になるという。
今年11月29日からは、延岡市幸町の風の菓子虎彦サロンでも個展を開催予定。「これからは方向性の違った作品にもチャレンジしていきたい」と話した。