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ヤイロチョウ渡来−絶滅危惧種の夏鳥

本紙掲載日:2020-06-15
1面
多彩な色で「森の妖精」とも呼ばれるヤイロチョウ。警戒心が強く、めったに姿を見せない(延岡市内で)

「静かに見守って」と野鳥の会

 近い将来、野生での絶滅の危険性が高いとされる夏鳥の「ヤイロチョウ」が、県北部の照葉樹林に渡来している。国の絶滅危惧IB類に指定される希少な鳥で、日本野鳥の会県支部などが「静かに見守ってほしい」と呼び掛けている。

 ヤイロチョウはスズメより大きい全長18センチ。東南アジアなどから日本に渡り、餌となるミミズが豊富な広葉樹の森で繁殖する。都城市と高原町にまたがる御池野鳥の森や延岡市の行縢山など、これまでに県内数カ所で渡来が確認されている。

 緑とコバルトブルーの羽、赤い腹など多彩で美しい体が和名の由来。尾羽は短く、足は長め。「ホホヘン、ホホヘン」と口笛のような大きな声でさえずるが、警戒心が強く、なかなか姿を見せない幻の鳥でもある。

 岩の隙間や木の股に枯れ枝などでドーム型の巣を作る。希少野生動植物に指定している県によると、人的な影響を極端に嫌うため、営巣場所に近づいたり、個体を追い回すと巣を放棄することもあるという。

 全国的にも伐採やシカの食害による林床部の乾燥化などでミミズ類が減少し、数が少なくなっている。

 「県鳥」に指定している高知県でヤイロチョウの保護に取り組む公益社団法人生態系トラスト協会によると、卵やひなを襲う猿の群れがいる場所では繁殖しないという。中村滝男代表理事は「聴覚が優れ、用心深い。人間よりも猿を嫌っているが、複数で森に入ると繁殖をあきらめる可能性もある」と話していた。

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