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コロナリポート−徐々に練習再開

本紙掲載日:2020-06-18
3面
約3カ月ぶりに練習を再開した延岡フィルハーモニー管弦楽団(6日、延岡総合文化センター展示室2)

延岡市の文化団体−合唱や劇団、3密対策に苦慮

◆コロナ禍−約150件が延期、中止

 新型コロナウイルスは経済だけでなく、文化活動にも大きな影響を及ぼしている。多くの文化団体は3〜4月ごろから活動を自粛、練習だけでなく、発表会や団体が参加する大会なども中止や延期となった。県内に出されていた緊急事態宣言が解除されて1カ月。練習を再開する団体が徐々に増えてきた。一方で3密(密閉、密集、密接)が避けられない団体から苦慮する声も聞かれ、試行錯誤が続いている。

 延岡市の文化の拠点、延岡総合文化センターを運営するのべおか文化事業団によると、今年2〜12月に計画されたイベントのうち、新型コロナのために約140件が中止、約10件が延期となった(5日現在)。5月30日から利用を再開したが、大ホールの利用は不可で、小ホールや展示室なども利用定員を半分に絞るなどの制限が続く。

 今月7日に予定されていた県合唱祭も中止になったイベントの一つ。

 3年ぶりとなる延岡大会で県内一円から40団体が集まって発表、交流するはずだったが、4月に中止を決めた。

 年明けから取りかかり、チラシも完成するなど着々と準備は進んでいた。延岡市文化連盟音楽部門代表理事の末藤俊二さんは「各団体のコンサートもすべて中止となった。マスクをして歌うわけにもいかない」と肩を落とす。

 市民劇団「劇団すいとどうかにち」は9月公演予定だった「水の都」を1年延期した。延岡出身の大学生が主演するなど話題性もあった。桃山なおき代表は「みんなやりたい気持ちだった。ぎりぎりまでやる方向で模索した」と振り返る。

 50歳以上でつくるシニア劇団「のべおか笑銀座」も5月の定期公演を延期。昨年11月から稽古を続けていただけに橋本由香里座長は「モチベーションをどう保てばいいのか悩ましかった」という。7月から稽古を再開する予定で「しっかりと対策をして、エンジンを再始動させたい」と張り切る。

 緊急事態宣言が解除され、徐々に活動を再開する動きも出てきた。延岡フィルハーモニー管弦楽団(東原擁慈代表)は6日、3カ月ぶりに全体練習を行った。6月20日に予定していた創立30周年記念演奏会は延期となったが、今年は10月にオペラガラコンサート、12月にのべおか「第九」演奏会と大きなステージが控え、練習の時間の確保が必要だ。

 自粛期間中は個人練習だったが、事務局長の西山いずみさんは「アンサンブルには微妙な空気感やアイコンタクトが必要で、これはオンラインでは練習できない」という。

 再開した練習も今までよりも広い部屋を確保し、極力間隔を空けて座るなど対策を怠らない。「みんなの息づかいを感じながら演奏を楽しみたい」と西山さん。

 市内の音楽団体をまとめる末藤さんは今年で73回目を迎える市民音楽祭の行方が気がかりだ。11月に予定するが開催できるかは不透明。「県北は先輩たちが文化を育ててくれ、県内でも音楽を愛する人が多い。文化がない寂しさを感じ、コロナ収束後はもっと文化を楽しんでもらえるようになるのではないかと期待している」と話した。

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