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東小児童が岩熊井堰を学習

本紙掲載日:2020-06-19
7面
児童に自作の道具を使って揚水の仕組みを解説する寺田さん

寺田勝彦さん「出北物語」−延岡

 延岡市出北の東小学校(末廣恭雄校長、560人)の4年生91人が17日、校区に住む寺田勝彦さん(68)から、田畑に水を引くために造られた岩熊井堰(いぜき)について学んだ。

 出北は、かつて「ひばりの巣」と呼ばれるほど荒れ地だった。延岡藩家老の藤江監物は、水を引こうと1724年に井堰と用水路の建設に着手。難工事で多額の費用を要したこともあり、31年に罪を着せられて獄死。郡奉行の江尻喜多右衛門が事業を引き継ぎ、その3年後に完成させた。

 寺田さんは、自作のさまざまな模型やパネルを使って井堰の仕組みを説明。児童は、ハンマーとのみを使った石割り体験や川から土地に水を揚げる実験を行った。地下でつながったパイプに水が通ることで同じ高さの場所に水を移すことができるサイホンの原理を学んだ。

 岡澤白沫さん(4年)は「全く知らないことばかりで、なるほどと思った。身近な原理を使って井堰が造られていることを初めて知った」と驚いた様子。

 寺田さんは、「出北物語」と題したふるさと学習の指導を38年前から続けており、子どもたちがより理解できるように毎年道具を改良しているという。「延岡市の振興のために造られた井堰を知ってもらいたい。これを教えることが大人の義務だと思う。子どもたちが後世に伝えてほしい」と話していた。

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