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コロナリポート−感染防止に気遣い

本紙掲載日:2020-06-22
3面
ヘルメットを消毒する延岡工業高校野球部3年生マネジャーの治久丸さん(左)と青木さん

野球部マネジャー、最後の夏代替大会に情熱

◆サポートに全員が感謝−延岡工

 全国高校総体と全国高校野球選手権県予選の代替大会「宮崎県高等学校特別スポーツ大会2020(特スポ2020)」の来月開催が決まった。実施競技の各部活は新たな大会へ練習に励んでいる。選手と共に汗を流すマネジャーは新型コロナウイルスの感染防止に配慮しながら、最後の目標に向けて情熱を注ぐ仲間を支えている。

 このうち、延岡工業高校野球部(岩崎全将監督、54人)の3年生マネジャー青木琴美さんと治久丸綾香さんは、代替大会開催に、「甲子園が目標だったので残念な気持ちはある」としながらも、「来月で集大成を迎えたい」と気持ちを切り替え、日々のサポートに取り組んでいる。

 マネジャーの仕事は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて一変。通常の活動にバットとヘルメットなどの消毒作業が加わった。一方で「お茶を作ってあげたい気持ちはやまやま」だが、共有するドリンクキーパーは準備できない。炊き出しで利用する炊飯器の釜などを洗う日課もなくなった。

 もどかしさを抱える半面、全体練習ができる喜びも感じている。

 自粛期間中は「連携プレーが大事な競技なのに」と思いながらも自主トレに参加し、ボールを渡したり拾ったりして手伝った。

 中断された時期やそれに伴う葛藤があったからこそ、再開した今、青木さんは「毎日の放課後が楽しみ」と笑う。腰痛の悪化で長期療養していた治久丸さんも「当たり前にグラウンドに来られることがうれしい」と、人一倍の喜びをかみしめる。

 2人のひた向きな姿勢に主将の甲斐駿之介さんは、「1年生のころからサポートしてくれている。面と向かっては言いにくいが、全員が感謝している」。岩崎監督は「大変だとは思うが常に行動してくれるし、打率の計算などのデータ集計や収集もやってくれる。とても頼りになる」と全幅の信頼を寄せている。

 2人は、苦楽を共にした同級生24人分のお守り作りにも励んでいる。自宅での時間などを活用し、校名や名前の刺しゅうを施した2種類を手で縫って、大会前の最後の練習試合で渡すつもりだ。

 23日決まる組み合わせ次第だが、本番は早くて来月の11日。〃縁の下の力持ち〃コンビは「コンディションを万全に整えた上で全ての力を出し切り、優勝してほしい」と選手に期待し、「後輩に仕事を引き継ぎつつ親や先生、仲間や3年間使ってきた道具にも感謝しながら、最後の日までやるべきことを全うしたい」とサポートを誓った。

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