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防災で地域貢献−延岡工高

本紙掲載日:2020-06-25
8面
出前講座を真剣な表情で受講する生徒たち

災害発生時どうする?

◆3学科の約20人−合同で課題研究

 延岡市の延岡工業高校(安楽耕三校長、716人)の情報技術科と土木科、生活文化科の3年生約20人が、合同で課題研究を進めることになった。テーマは「防災」。災害発生時、避難所として同校が果たす役割を考え、地域貢献を目指す。

 同校では毎年、3年時にものづくりなどに取り組む週2コマの「課題研究」を設定。今年は初の試みとして、3学科の約20人がそれぞれの学科の特色、強みを生かして連携、研究することにしたという。

 「防災」を共通テーマにした取り組みを進めるに当たり、17日には延岡市危機管理室による出前講座が開かれ、先行して研究を始めている情報技術科の生徒7人が受講。市の防災計画や災害時の避難の在り方などについて知識を深めた。

 講座では生徒たちが、福祉器具としての活用も含め研究を進めている「人力発電機」について発表。災害時に停電などで電気が使えないことなどを想定し、自転車のペダルのようなものをこぐことで電力を生み出す仕組みや、それと併せて運動量などを表示するアプリを開発することなどを提案した。

 これに対し同室の職員は、避難所生活では運動不足が課題になることを挙げ、「(運動しながら電力を生み出すことができるため)ストレス解消のツールになると思う」「発想が素晴らしい」などと高く評価。開発への期待を寄せていた。

 楠本小夏さんは「災害について深く調べるのは初めてだった。学んだことを生かして、解決できるようにしていきたい」。また、避難所生活で若い世代があいさつをしたり、話し相手になったりするだけで元気に過ごせる人がいるという講話を受け、「(避難所生活を送る場合は)情報技術科の一員としてではなく、一人の人間として、あいさつなど精神的な面で役に立っていければ」と話した。

 今後、避難所となる体育館を中心とした有効活用のモデル構築(土木科)、炊き出しなどで貢献できる体制づくり(生活文化科)など、各学科の専門性を生かし、研究を深める予定。

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