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「びゅうカフェこんね」ようやく活動開始

本紙掲載日:2020-06-27
3面
子どもから大人までが集い、七夕飾り作りを楽しんだ
作った七夕飾りを入ち口に設置し、喜ぶ参加者

互いに支え合う・認知症カフェ

◆将来は子育て支援など・多機能的役割目指す−延岡市別府町

 延岡市別府町に今春、認知症カフェ「びゅうカフェこんね」が誕生した。引きこもりがちになる認知症の人やその家族はもちろん、地域の人たちが年齢を問わず集い、支え合うことが目的。将来的には、子育て支援や子ども対象の寺子屋事業など、多機能的な役割を目指したい考えだ。

 当初、4月にグランドオープンを予定していたが、新型コロナウイルスの影響で活動を自粛。今月25日、感染予防対策をし、約2カ月遅れで月に1度の〃オープン〃を果たした。

 第1回目となったこの日のテーマは七夕。訪れた人たちは七夕飾りを作ったり、歌を歌ったり、和気あいあいと穏やかな時間を過ごした。

 開所のきっかけは、毎年5月に別府町区長の濱田昌男さん(73)宅で開くバラの観賞会。近所の人が集まり、食事などを囲むのが恒例になっている。参加者から「こんなふうに話ができる場所があるといいよね」という声が挙がったことから、昌男さんや妻で民生児童委員のとも子さん(70)らが中心となり、昨年6月ごろから、居場所づくりに取り組んだ。

 場所として選んだのは、若年性認知症を患った妻と共に毎年、観賞会に参加する稲垣昇さん(73)宅の一角。昇さんの母親が託児所として利用し、長年、物置となっていた場所を「妻もみんなと一緒にいると喜ぶ」と提供したという。

 長年使っていなかった物置は傷みが激しかったが、活動に賛同した地域の人たちが協力した。自分たちの手で、床や壁を張り替え、温かな雰囲気の〃カフェ〃が完成。「みんな来てねー」の意味を込め、「こんね」と名付けられた。

 昌男さんは「こんな形になるとは思わなかった。地域の人たちが協力してやってくれた」。稲垣さんは「年を重ねれば重ねるほど、認知症が進めば進むほど、人と交わるのが大事だと思う。この場所も喜んでいると思う」と感謝した。

 当面は毎月第4木曜に、同町の福祉推進チームのメンバーらが中心となって、運営していく予定。延岡市によると、住民が主体となって立ち上げた「認知症カフェ」は初めてだという。

 とも子さんは、「手探り状態だが、皆さんの知恵をもらいながらやっていきたい」と話した。

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