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LL サイズ
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1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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入場数など制限−高千穂町観光協会
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて休止していた「高千穂神楽」の公演が1日夜に再開、県内外の観光客27人が高千穂神社神楽殿で国指定重要無形民俗文化財の「高千穂の夜神楽」を鑑賞した。公演は3月5日以来約4カ月ぶり。
高千穂神楽は1972年から毎晩同神社で行われていたが、県内で感染者が初確認された3月4日の翌5日から休止していた。主催する高千穂町観光協会(飯干淳志会長)によると、台風の影響などで休止したことはあるが、約4カ月間の公演休止は初めてという。
3月に休止してからは、同町観光協会、神楽を披露する町内の15神楽保存会、旅館組合などが協議を重ね、6月22日の同観光協会通常理事会で再開を決定した。
同感染症予防対策として、来場者に対してはマスク着用や手指消毒、検温などを求め、37・5度以上の人は入場不可。入場者が座る場所の間隔を空け、1回につき100人程度の入場(先着順)に制限する。
また、会場の消毒や換気、空間除菌を実施。神楽の奉仕者と来場者が接触しないように決めた。
再開初日の公演前には、新型コロナウイルスの鎮静化を願って報告祭を挙行。同神社の後藤俊彦宮司による神事があり、観光協会や神楽保存会の関係者らが玉串を奉納した。
神事後、「高千穂の夜神楽伝承協議会」の会長でもある後藤宮司は「再開を皆さんと共に喜びたい」。同町観光協会の押方章憲副会長が「協会として感染対策を行いながら運営していきたい」とあいさつした。
公演では、当番である「秋元神楽保存会」(飯干金光会長)が神楽「手力(たぢから)」「鈿女(うずめ)」「戸取(ととり)」「御神体」の4番を披露。来場者は神々のふるさとと言われる高千穂の神楽の世界に引き込まれていた。
初めて観賞した愛知県刈谷市の塚本晃次さん(37)は「すごく良くて感動した。33番ある他のもどんな神楽なのか興味が持てました」と笑顔で話した。