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体制の充実を実感

本紙掲載日:2020-07-15
8面
延岡観光協会事務局長に就任した浜松さん。手にしているのは現在開催中の「日豊海岸岩ガキまつり」のポスター

延岡観光協会事務局長・浜松泰宏さん

◆延岡のPRに意気込み十分

 「谷平興二会長が中心となり、『神話』をはじめとする延岡の観光商品が出そろいました。それらを具体的な形にしていくことが、われわれスタッフの仕事だと思っています」。こう話すのは、1日付で延岡観光協会事務局長に就任した浜松泰宏さん(62)。

 観光畑は初めてではない。延岡市職員時代の2003年から5年間、観光振興係長として当時の協会と二人三脚で、合併前の北川町、北方町、北浦町と連携しながら取り組みを進めた。「あの頃は会長の田丸眞さんと事務局長と職員の3人体制。人が少ない分、やれることも限られていた印象が強いですね」と振り返る。

 その後、新庁舎建設室長や商工観光部長、企画部長を歴任。退職後は土々呂町の市職業訓練支援センター事務局長を2年務め、谷平会長の誘いで再び観光振興の現場に戻ってきた。

 この間、協会は法人化などで様変わり。職員も以前の倍以上となる8人に増え、「中に入ってみて、充実したなと実感しています」と語る。

 現在、日豊海岸の岩ガキをPRする「日豊海岸岩ガキまつり」の真っただ中。秋には同じく恒例の「東九州伊勢えび海道・伊勢えび祭り」も予定している。新型コロナウイルス感染症の影響で大々的に動きにくい状況だが、「収束の折には観光商品を前面に押し出し、延岡のPRに努めたいですね」と強い意気込みを見せている。

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