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わくわくをカタチに(8)本田泉

本紙掲載日:2020-07-16
6面

ユニット「あんてな」の10年−子どもが考え、選び、作る時間

◆枠を飛び出しのびのびと−miyuさんとコラボ「あそびば」

 「はみ出してもいい」。そう言われてもなかなかできないですよね。今回はそんなお話です。

 ここ数年、ユニット「あんてな」の活動は広がり、演劇だけではなく子ども向けのステージイベントやワークショップなどを企画・プロデュースさせていただく機会が増えました。

 読み聞かせや人形劇を児童館などで披露したり、商業施設でワークショップをしたり、保育園や幼稚園でオリジナルソングでのコンサートをしたり、その内容はさまざまです。

 その一つに、延岡在住のイラストレーターでありキッズアートインストラクターでもあるmiyuさんとの工作ワークショップ「あそびば」があります。私も3人の子どもの母親ですが、子どもたちと家でゆっくり絵を描いたり工作をしたりする時間が良いと分かっていても、仕事や家事に追われて余裕がなく、そんな時間はなかなか取れません。

 そんな時、商業施設でのイベントを企画する機会があり、一母親として「こんなイベントがあったらいいな」と思っていたことを形にすることができました。miyuさんが考えてくださる工作は、毎回難し過ぎず簡単過ぎない絶妙なもの。参加者からも大好評です。

 製作の中で私たちが大切にしているのは、子どもたちが今何を表現したいかということ。上手な作品を作ることだけを目的にしないようにしています。楽しみながら自分の表現欲求を満たす時間にしたかったのです。

 製作している子どもたちの表情は真剣そのもの。中にはわが子の集中力に驚き感動する親御さんもいらっしゃいます。1対1で過ごしている時には少し甘えてしまう子も、同年代のお友達がいると刺激があって集中力が増すのかもしれませんね。

 子どもたちの個性はさまざまで、私たちも毎回どんな出会いがあるのかわくわくします。大好きな色があって、始まるや否やその色のクレヨンを握り締め製作に取り掛かる子もいれば、じっくりと時間をかけて構想を練り、開始からしばらく何もせずじっと画用紙を見詰めている子もいます。子どもたちなりに真剣に考えているんでしょうね。

 バタバタと毎日を過ごしていると、ついつい「早くしなさい」「あれしなさい。これしなさい」と大人が口を出したくなることがありますが、子どもたちが自分で考え、自分で選び、自分で作るという時間はとても大切だなと思います。と言いながら、これは口うるさく子どもたちを叱ってばかりいる自分に言い聞かせているのかもしれません。

 イベントでよく「はみ出していいんだよ」と伝えます。おうちではお片付けのこともあるので難しいかもしれませんが、私たちのイベントの時くらいは画用紙という決められた枠にとらわれて小さく小さくなってしまうより、多少はみ出しても思いっきり伸び伸びと書いた方がいいと思ってよく口にしていました。

 コロナの影響でイベントが中止となってしまって数カ月。このコロナ禍を子どもたちはどんなふうに過ごしているのかな。またみんなに会えるのを心待ちにしています。

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