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故清本さん、お別れの会

本紙掲載日:2020-07-18
3面
献花する一般参列者
会場内には清本さんの功績を紹介する写真パネルが並んだ

パネルで功績紹介−延岡

 延岡商工会議所会頭を長年務め、6月10日に81歳で死去した清本英男さん(清本鉄工代表取締役会長)のお別れの会は17日、延岡市川原崎町のガーデンベルズ延岡で午後から第2部が開かれ、多くの人たちが花をささげて故人との別れを惜しんだ。

 会は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため3部構成で行われた。市民が多く参列した2部では、会場内に通路を設置。各パーテーションには清本さんのこれまでの活動や功績を記録した写真パネル約50枚が掲示され、献花台に向かう中で在りし日の故人を懐かしむ人の姿が見られた。

 同市恒富町で料理店を営む大山史宣さん(64)は「30年近い付き合い。店にもよく来てくれた。亡くなられる直前にお会いしたこともあって、まだ信じられない」と沈痛な面持ちで話した。

 清本さんは1938年12月1日、昭和町生まれ。62年に家業の清本鉄工に入社、88年から2017年まで社長を務め、昨年7月から会長に就任した。延岡商工会議所では1985年に議員となり、94年から8期25年にわたって会頭を務めた。

 「まつりのべおか」の提唱や中心市街地の活性化、九州保健福祉大学誘致、東九州自動車道と九州中央自動車道の建設促進をはじめ、さまざまな分野で県北の地域振興に尽力した。

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