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わくわくをカタチに(9)本田泉

本紙掲載日:2020-07-23
7面

ユニット「あんてな」の10年−「わくわく」をこれからも

◆「表現」の仕事に広がり−キャスティング、演出、プロデュース…


 ユニット「あんてな」は今年で10周年。立ち上げて数年間は、演劇の舞台を年に1回上演する程度の活動でした。とにかく一公演一公演の幕を無事に下ろすのが精いっぱい。経費も掛かり大赤字を出すこともありました。しかし、たくさんの役者さんと作品を創ることができ、お金では買えない「仲間」や「つながり」という宝物を頂きました。笑ったり泣いたりしながら、とにかく前だけを見て突き進んだ日々。今となってはとっても貴重な時間でした。

 活動を始めて4、5年たった頃から、いろんな変化が起き始めました。映画関係など映像の制作会社の方からキャスティングのご依頼をいただくことが増えたのです。「映画の撮影があるので、エキストラを数十人集めてもらえませんか?」「CMの出演者を探しているのですが、こんなキャラクターの人はいますか?」など、ご要望はさまざま。

 活動当初から宮崎でお芝居に関わることを仕事にしていくのは目標の一つでもありました。役に合ったキャストを探すこと、天気などの影響でスケジュール変更もある中で出演者を探すのは簡単ではありませんが、とてもやりがいを感じています。宮崎の役者さんを知ってもらうためにも映像のお仕事が増えるといいなと思っていましたので、とてもうれしい傾向です。

 また、最近多いのは、自治体や公共施設などでイベントの演出をしてほしいというご依頼。2014年〜18年には川南町立図書館での子ども向けイベントをプロデュース、一昨年と昨年は、門川町文化協会の皆さんの芸能発表会のお手伝いをさせていただきました。自分たちがステージで演じる表舞台だけではなく、イベント成功のためのアイデアや進行の仕方など、より企画側のお仕事が増えてきたのです。

 最初は自分たちでホールを借りて演劇を上演する自主公演が中心だった活動が、ホールや会館から上演依頼を受けたり、県内の小中学校での学校公演やキャリア教育などにもお声掛けいただくようになりました。そして今では、イベント企画やプロデュースなど、「わくわく」を形にするお仕事に携わらせていただいています。演劇だけではなく「表現」という大きなくくりの中で活動できることは、とてもありがたいことです。

 今回、夕刊デイリーさんにお声掛けいただき、今までの自分たちの活動を振り返ることができました。立ち上げから10周年という節目に、新型コロナウイルスの影響で予定されていた舞台やイベントは軒並み中止となりました。途方に暮れる毎日でしたが、落ち込んでばかりはいられません。これから大きく変化するであろうエンターテインメント業界で、どう歩んでいくのか、試行錯誤しながら、「わくわくをカタチに」していきたいと思います。
(おわり)

【ほんだ・いずみ】川南町出身。2003年に劇団「夢」に入団し演劇活動を開始。06年から3年間MCN宮崎ケーブルテレビ「5時生テレビ!」「みんなの社会科見学」のMCを務める。07年に「みやざき演劇祭」プロデュース公演「茜色の窓から」に参加。翌年に劇団を退団し、フリーとしての活動を開始。劇団こふく劇場「三十かも」、劇団SPC「笑劇」、宮崎県立芸術劇場の〃劇場アドベンチャー〃などに参加する。出産のため活動を一時休止していた時の経験から、10年に「あんてな」を立ち上げ活動を始める。舞台企画・制作、イベントのプロデュース、役者、ナレーター、CMのキャスティングなど幅広く活躍中。


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