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耳川にアユ、ウナギなど放流

本紙掲載日:2020-07-25
8面
ウナギやアユなどを放流する美々津小児童
放流を前にモズクガニと触れ合う児童

美々津小児童・「大きくなってね」−日向

 日向市美々津小学校(春木近志校長)の2、3年生25人が22日、美々津港の岸壁から耳川にアユやウナギ、モクズガニを放流した。

 身近な自然環境に関心を持ち、環境保全の意識を高めてもらおうと、耳川の一部と石並川を管理する美幸内水面漁業協同組合(黒木隆太組合長)の放流事業の一環として、8年ほど前から毎年、夏休み前に実施している。

 この日、用意されたのはアユ50キロ、ウナギ134キロ、モクズガ二35キロ。児童はビニールプール内のアユやウナギを触ったり、捕まえたりして触れ合った後、網ですくってバケツに入れ、「大きくなれ」などと声を掛けながら川に放った。

 2年生の太田倖成さんは「初めての放流で楽しかった。ウナギもアユも大好き。大きくなって帰ってきてほしい」と話した。

 同漁協はこの日、石並川にもウナギ14キロ、モクズガニ20キロを放流したという。

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