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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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県高校野球大会2020
3点差の九回。聖心は、代打攻勢で1死一、二塁のピンチを背負い、次打者の打球は二遊間を襲った。「いつも意識してきた球際。練習の成果が出た」。二塁手の宮原が逆シングルのダイビングキャッチ。遊撃手に渡し二塁補殺、また失点の芽を摘んだ。
聖心は初回に4、5番の適時打で先制すると、以降も犠打や盗塁を絡め、ほぼ毎回得点圏に。小田原監督は「攻めあぐねた」とあと1本を反省したが、結果的に流れを渡さない堅実な試合運びと守備が際立った。
相手も機動力で揺さぶりたい。だが、聖心の落ち着きが上。二回2死は捕手栗下が二走を、三回1死は投手植村が一走を、八回1死は投手内が二走を。いずれもけん制で刺し、相手の得点機を閉ざした。
小田原監督は五回無死一塁の遊直を藤原が併殺にしたプレーも振り返り、「要所でいいプレーが出て、よく守ってくれた」と合格点。宮原は「練習通りのプレーができていた。これからもウルスラらしく、打線で5点を取り、守りで2点以内に抑え、優勝する」。宮原の兄、倭大さんが中堅手を務めていた2017年以来となる夏の頂点を見据えた。
◇勢いを付けるため−池田(初回に先制の左越え二塁打)
「(先制打は)勢いを付けるために思い切りいった。勝つことはできたが、打線がつながらなかった点は反省。次以降も、とにかく打線をつなぎ、いかに投手を楽にさせられるか」
◇声や得点で楽に−植村(5回を被安打2の2年生)
「緊張し、最初はうまく腕を振れなかった。周りの声掛けや得点で楽になり、腕を振れるようになった。次も周りを信じて、最初から腕を振っていく」
◆全4得点を演出−尾前
「初球から相手投手にプレッシャーをかけ、失策でも何でも出塁する」―。聖心の1番、尾前は言葉以上となる3安打2得点。チームの全得点を演出した。
「引きつけて、逆方向を意識している」という左打者。初回、投手強襲安打で先制の生還を果たすと、五回は無死一塁から左前打、七回は先頭で左線二塁打。3安打がすべて先制、中押し、駄目押しに絡んだ。
強豪との対戦続く準々決勝以降へ「どこからでも点が取れる切れ目のない打線。自分が先頭で絶対に出て、仲間につないでもらって打ち勝つ」。宮崎の頂点まで切り込み続ける。