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三秀台を散策

本紙掲載日:2020-07-31
7面

高千穂町の五ケ所高原

◆野の花生き生き

 長い梅雨が明けた。途端に強い日差しが照りつけ、山野はせきを切ったようにセミの大合唱が始まっている。夏本番。涼を求めて高千穂町の五ケ所高原を散策した。

 国道325号を熊本方面に進み、「河内郷大橋」手前で県道竹田五ケ瀬線へ。高千穂町中心部から約30分。五ケ所高原の「三秀台」に着く。

 祖母山、阿蘇山、久住山。九州の代表的な秀峰を一望できることから三秀台。標高約800メートルのなだらかな丘陵地にあり、晴れた日はぐるり360度の眺望が楽しめる。

 この日はあいにくの曇り空。吹き渡る風が遠くからカッコウの声を運んでくる。

 丘の道で目を引くのはカワラナデシコ。先端が糸状に裂けた薄紅色の花は、その花言葉通り、かれんで美しい。点々と咲いて道案内してくれる。

 キクを小さくしたような白い花が集まって咲くのはアソノコギリソウ。阿蘇地方に自生する希少な野の花は、のこぎりのようなギザギザの葉が名前の由来という。

 ユリ科のヤマホトトギスもそこかしこに花を咲かせていた。赤紫色の斑点をちりばめたような模様が、野鳥のホトトギスの胸に似ているといわれる。直径2〜3センチの花を上向きに咲かせた姿がとてもかわいらしい。

 オカトラノオの白い花穂が風になびき、ナワシロイチゴの淡い紅紫色の花は上向きに咲いていた。花の周りを濃茶色のジャノメチョウが群舞し、短い高原の夏を満喫しているようだった。

 三秀台には、日本アルプスの命名者として知られるウォルター・ウェストン師をしのぶ記念碑も建てられている。

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