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災害時の施設利用で覚書

本紙掲載日:2020-08-07
8面
左から覚書を締結した金丸社長、橋口区長。右は十屋市長(提供写真)

小野田区と和光コンクリート−日向市東郷町

◆避難所として活用を

 日向市東郷町の小野田区(橋口泉区長公民館長、198世帯)と和光コンクリート工業(金丸和生代表取締役)は7月29日、災害時の施設利用について覚書を締結した。

 市防災推進課によると、これまで同区の避難所だった東郷地区文化センターが、耳川の洪水浸水想定区域内にあるため、使用できなくなった。覚書の締結により、市から避難勧告などが発令された場合、希望する住民は、区長が同社や市役所に連絡した上で自主的に社屋への避難が可能に。同社は敷地も広いことから、車中泊もできるという。

 この日は同社で締結式があり、十屋幸平市長立ち会いの下、橋口区長公民館長と金丸社長が覚書に調印した。

 橋口区長公民館長は「1997年、2017年の水害を経験しており、近くに避難所として安全な場所の確保ができることはありがたい。区でも付近の道路の草刈り作業などを実施したい」。金丸社長は「想定最大規模の降雨(千年に1度)の浸水想定になった地図を見て、町内の避難所が減ることに驚いた。地元に協力できることがあれば、災害時に協力していきたい」とそれぞれ話した。

 市内で、自治会と民間事業所が自主的な避難所として覚書を交わすのは、同市美々津町の田の原区(黒木和彦区長、47世帯)と社会福祉法人「中心の里」(黒木克己理事長)に続いて2例目。

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