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新たに2人、計19人が感染

本紙掲載日:2020-08-20
3面

宮崎市の高齢者施設−県がDMAT投入

 宮崎市は19日、新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した同市の有料老人ホーム「ささえ愛」で新たに90代男性の入所者と40代女性職員の陽性が確認されたと発表した。18日までに入所者全員21人の検査が終了し、陽性者は11人。職員は17人中16人の検査を終え、8人が陽性で延べ19人の集団感染となった。残る職員1人は19日に検査を行い、20日午後に結果を発表する。

 同市によると、同施設では70〜100歳代の入所者11人、30〜60歳代の職員8人の陽性を確認。県によると、18日には医師ら6人の医療チームが同施設で診察。その結果、100歳代の女性は発熱の症状があり、ただちに入院、19日に入所者3人、職員3人が入院、職員1人が宿泊療養施設に入った。

 20日は、県がDMAT(災害医療支援チーム)を編成し、同施設で対応。同市保健所の指揮で健康状態のチェックや県調整本部との連携を図る。
また、県によると、関係団体に対し、応援職員を派遣できないか調整したが対応が難しく、当面は、陰性が確認された職員らが運営していくという。


◆宮崎市内で新たに中学生が感染

 宮崎市は19日、同市内の中学校に通う10代男性の感染を確認した。同市によると、県内263例目の同市在住の10代女性(高校生)ときょうだいという。

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