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浸水被害を時系列で

本紙掲載日:2020-08-20
8面

破堤イメージを映像化HPで公開−国交省延岡

◆五ケ瀬川・北川・祝子川−3河川とも氾濫で広範囲が水没

 国土交通省延岡河川国道事務所(甲斐靖志所長)は12日、「五ケ瀬川と北川、祝子川が破堤したイメージ映像」(DVD)を同事務所のホームページで公表した。五ケ瀬川水系等浸水被害及び土砂災害軽減対策協議会が「水防災意識社会再構築ビジョン」に基づき作成。破堤後、10分、1時間、2時間など時系列で家屋浸水が進む様子を映像化した。「自宅近くの浸水の様子を確認し、避難や救助、復旧などの訓練に活用してほしい」と同事務所。

 五ケ瀬川のイメージ映像は、天下橋下流の右岸が破堤したと想定。南方小学校一帯が約5分〜10分で浸水。水は下流側の住宅地に流れ、一帯の田畑が瞬く間に漬かり、約1時間後に西階中、しろやま支援学校(元延岡西高)周辺、約2時間後に消防署、市民体育館、延岡小学校周辺が冠水。水は二線堤を越えて城山周辺地区に流れ込み、約3時間後に市役所、NTT西日本周辺へと広がり、中央通、船倉一帯の官庁街や歓楽街が冠水した。

 一方、北川のイメージ映像は、二ツ島地区の右岸側が破堤したと想定。田畑へ流入した水が約10分後に近くの家屋に到達、さらに約30分〜1時間後に同地区のほとんどの家屋が漬かり、約2時間から約3時間後にリバーパル五ケ瀬川、寺島神社、星雲高校一帯が水没した。

 祝子大橋下流の右岸側が破堤したと想定した祝子川のイメージ映像は、約10分後にレーヨングラウンドが水没。約30分後にレーヨン工場東側の中川原地区、約1時間後にマックスバリュー、山下町付近、さらに約2時間後に延岡駅周辺が冠水した。


◆取るべき行動を確認−訓練に活用して

 同協議会では昨年3月にも「大瀬川が破堤したイメージ映像」(2019年3月)や「洪水・内水被害や土砂災害、中小河川の氾濫などのイメージ映像」「台風14号(2005年)の実際の被害映像」「破堤した場合のシミュレーション映像」――などで構成した「五ケ瀬川流域における被害イメージ」を公開。実際の被害映像とイメージ画像で編集し、うぐいす団地(西階町)や桜ケ丘地区、西階町の堤防、越水寸前の五ケ瀬川北小路堤防――。氾濫後に水が引いた後の被害状況、さらに上流域で発生した土石流、浸水した民家、がけ崩れで寸断した道路などを映像化した。

 同協議会は、「関係機関がタイムラインに沿った防災行動を把握し、それぞれの段階でなすべき防災行動を一つずつ確認してほしい。映像を見て〃取るべき行動〃を確認することで避難や救助、復旧など関係機関が行う訓練に活用してほしい」と話している。


◇タイムライン◇

 時系列ごとに取るべき行動を事前に定め、確実に実施することで被害の最小化を図るのが目的。災害が発生することを前提として「いつ」「誰が」「何をするか」に着目し、防災行動と実施主体を時間軸に沿って整理。タイムライン導入により、「先を見越した早め早めの行動」「防災関係機関の責任の明確化」「防災対応の検証、改善」などの効果が期待できる。


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