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延岡・基礎から学ぶ林業、実地研修も

本紙掲載日:2020-08-24
8面

9月6日から・厚労省事業で就業支援講習受講生募集中

 林業への就職を考えている人を対象にした就業支援講習が9月6日から、延岡市北川町の「ほたるの宿」を主会場にスタートする。厚生労働省の事業で、委託を受けたエヌアイエスプラス(東京都)が実施する。受講生を募っている。

 講習は10月24日まで。その間の土・日曜、祝日に行い、「林業に関する基礎知識」「労働安全の基礎知識」「林業作業の研修体験」「林業への就職・生活相談」をテーマに学ぶ。また、チェーンソーや刈り払い機の扱い方と小型建設機械(3トン未満)の操縦方法などの特別教育も受けられる。

 座学は「ほたるの宿」で行う。実地研修は延岡自伐型林業研究会(佐伯卓信会長)が町内に新たに整備した「無田の森研修林」で実施し、同会メンバーがサポートする。

 定員10人で年齢、性別、居住地、経験は問わない。受講料、テキスト代は無料で、宿泊費(1泊当たり消費税込み4400円が上限)の補助もある。

 「働く場を体感し、魅力を経験できる講習会です。林業に興味のある方の参加を募っています。また、新型コロナ感染症対策を徹底しており、日程の変更や延期の可能性もありますので、ご理解ください」と主催者。

 申し込み、問い合わせはエヌアイエスプラスR&C事業部(電話東京03・5689・8026、Eメールkikori@nisp.co.jp)。

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