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文化センター、牧水像前で生誕祭

本紙掲載日:2020-08-25
3面
正面玄関前の若山牧水像に献酒する出席者

延岡顕彰会、延岡東RC

◆郷土の歌人しのぶ

 郷土の歌人、若山牧水をしのぶ生誕祭が24日、延岡市東浜砂町の延岡総合文化センターで開かれた。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、規模を縮小して行われた。

 若山牧水は1885(明治18)年8月24日、日向市東郷町坪谷生まれ。今年で生誕135年目になる。

 若山牧水延岡顕彰会(飯干喬啓会長)と延岡東ロータリークラブ(RC、山本秀輝会長)が主催し、約20人が出席した。

 飯干会長は「コロナ禍で生誕祭を行うか迷ったが、長年続けてきた歴史があるため開催した」とあいさつ。同顕彰会の塩月隆久理事が「おもひやるかのうす青き峡のおくにわれの生まれし朝のさびしさ」の歌を朗詠した。

 その後、出席者一人ひとりが、同センターの正面玄関前に建てられた牧水像に献酒。山本会長が「これからも牧水をPRしていきたい」と話し、生誕祭を締めた。

 牧水像は、同RCが1986年、生誕100周年を記念して建てた。以来、毎年8月24日に生誕祭を実施し、今年で35回目を迎えた。

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