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ようこそ「ななつ星」

本紙掲載日:2020-08-28
1面
「ななつ星in九州」の乗客らをかどっぴーも歓迎(27日午後、JR門川駅)
久しぶりにJR門川駅に停車した「ななつ星in九州」

5カ月ぶり門川駅に停車

◆高校生も出迎え

 JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」が27日午後、JR門川駅に約5カ月ぶりに停車した。町観光協会職員や町民らが出迎え、運行再開を喜ぶとともに、乗客らに門川をアピールした。

 同日午後2時15分ごろ、ゴールドのエンブレムを輝かせながら、古代漆色とも表現されるロイヤルワインレッドの7両編成の車両が、同駅のホームにゆっくりと滑り込んだ。

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策もあり、盛大な出迎えは控えたが、町のマスコットキャラクター「かどっぴー」と「がわっぴー」の夫婦が乗客らに愛嬌(あいきょう)を振りまいた。

 また、電車待ちの高校生らが小旗を振りながら歓迎。乗客らも、かどっぴー夫婦を写真に撮ったり、一緒に記念撮影するなどして交流を深めた。

 ななつ星は同駅に約15分間停車後、JR南宮崎駅へ向かった。一部乗客は専用バスに乗り換え、陸路青島へ向かった。

 同町によると、「今後もななつ星が停車する木曜日には出迎えを続ける」という。

 ななつ星はコロナ禍で3月から長期運休していたが、今月15日から一部ルートや列車ダイヤ、立ち寄り駅での観光プラン、食事内容などの一部を変更し、運転を再開した。当初、7月14日の出発分から運転再開を目差していたが、7月豪雨による九州各地の線路支障を受け、運転を見合わせていた。

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